北日本、北陸は明日から大雪や吹雪 Uターンの移動に影響のおそれ

ウェザーニュース

明日2日(月)は上空に強い寒気が南下し、4日(水)にかけて北海道や北陸では大雪、吹雪となる見込みです。Uターンラッシュのピークに重なり、影響の出るおそれがあります。

上空に強い寒気で雪雲が発達

明日は西高東低の冬型の気圧配置が強まります。北日本や東日本では等圧線が混み合い、北西の季節風が強く吹く見込みです。北海道道南から東北、北陸では平均で15m/s以上、瞬間的には25m/s前後の風が吹き荒れる所があります。

平地で雪になる目安の上空1500m付近で－6℃以下の寒気は、山陰～関東北部まで南下する予想です。日本海側の広い範囲で雪が降り、活発な雪雲がかかると1時間に5cm以上の強い雪が降るとみられます。

雪や風の強まりによって視界不良となったり、積雪が急増して路面の状況が悪化するおそれがあります。

4日(水)にかけて最大100cm以上の積雪増も

4日(水)夕方までの72時間の積雪予想

雪や風の強い状況は3日(火)から4日(水)も続く予想で、Uターンラッシュのピークとちょうど重なります。

4日(水)夕方までの72時間で、北海道から北陸の多い所では50cm以上、北陸の山沿いでは最大で100cm以上の積雪が増える見込みです。高速道路の規制などによって、Uターンラッシュの混雑が激しくなる可能性があります。

雪や吹雪の状況によっては鉄道や航空機のダイヤにも影響が出てくるかもしれません。帰省先や旅行先からの移動はできるだけ時間に余裕を持つようにしてください。

また、仕事始めの方が増える4日(水)も日本海側の広い範囲で雪になりますので、正月休み中も除雪はこまめに進めておく必要がありそうです。