週末は全国の広い範囲で雨や雪 大学入学共通テストは荒天注意

ウェザーニュース

大学入学共通テストが行われる週末の14日(土)～15日(日)は低気圧や前線の通過に伴って全国的に天気が崩れ、広い範囲で雨や雪が予想されます。雨や雪、風が強まって荒天となるおそれがありますので、注意が必要です。

北海道は湿った雪が強まる

14日(土)は日本海北部を低気圧が進み、そこから伸びる前線が日本列島を通過する予想となっています。低気圧や前線に向かって、南から季節外れの暖かな空気が流れ込むため、雲が発達しやすくなる見込みです。

西日本から東北にかけては雨が降り、九州などはこの時期としては強く降る可能性があります。低気圧の北側で冷たい空気が流れ込む北海道は湿った雪が強まる見通しです。

15日(日)にかけて低気圧が発達し、大陸から張り出す高気圧との気圧差が大きくなります。雨や雪に加えて風の強まるおそれもありますので、大学入学共通テストの受験を予定している方は、最新の気象情報や交通情報をしっかりと確認してください。

関東は今年初のまとまった雨に

関東は年明け以降、広い範囲での雨がなく、東京都心で降水を観測したのは去年12月22日が最後となっています。空気の乾燥した状態が続いていますが、15日(日)は久しぶりのまとまった雨になる見込みです。

暖かく湿った空気の影響で雨雲が発達しやすいため、南部の沿岸では局地的に土砂降りの雨になる可能性もあります。週末、特に日曜日に予定がある場合は、雨を想定した計画が必要です。