東京など関東の空に環天頂アーク 青空バックに鮮やかな逆さ虹

ウェザーニュース

今日18日(水)の関東は南部ほど雲が多くなった時間帯もありましたが、午後になり日差しが戻ってきました。

東京や埼玉などでは上空に残った薄い雲が太陽の光を屈折させて、鮮やかな逆さ虹「環天頂アーク」が現れました。

今の時期は14時台に現れやすい

環天頂アークは、氷の粒で構成された薄雲が創り出す光学現象のひとつです。太陽の中心から上方46度前後の空の高いところに出現し、弓なりの美しい虹色を描き出すことから、逆さ虹とも呼ばれます。

太陽高度が22度前後の時に最もはっきり現れ、日の出の2時間後や日没の2時間前が見えやすい時間帯です。関東は今の時期の日没が17時少し前なので、午後は14時頃から見えやすくなります。

このあとも関東は南部では晴れたり曇ったりとなりそうです。一部の沿岸部では弱い雨が降る可能性もあります。空の変化には注意してください。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）