西日本太平洋側で激しい雷雨のおそれ 道路冠水に注意

ウェザーニュース

今日23日(水)は南から流れ込む湿った空気の影響で、関東以西の太平洋側中心に局地的に雨雲が発達しやすくなる見込みです。激しい雨や落雷、突風に注意が必要です。

高知県では非常に激しい雨を観測

昨日から西日本を中心に湿った空気の流入が強まり、関東から西の各地で雨雲が発達しています。


7時00分までの1時間には高知県鳥形山で54.0mmの非常に激しい雨を、愛媛県今治で38.0mmの激しい雨を観測しました。7時20分現在、高知県西部と愛媛県東予に大雨警報が発表されています。また、広島県尾道市からは道路が冠水している様子が届いています。

今日は、特に九州南部や四国、紀伊半島など西日本の太平洋側で雨が強まりやすく、局地的には1時間に80mmを超えるような猛烈な雨が降ってもおかしくありません。

また、山沿いでは湿った空気が次々に流れ込むことで総雨量も増加する見込みです。落雷や突風、短時間の強雨による道路冠水、総雨量の増加による土砂災害や河川の増水などに警戒が必要です。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）