東北の空に重なり合う飛行機雲 上空高い所に湿った空気

ウェザーニュース

今日18日(水)の午後、宮城県など東北上空で飛行機雲が長く伸び、何本も重なる様子がみられました。上空の高い所に湿った空気が流れ込んでいる影響です。

明日は北海道や東北北部で天気が崩れる

宮城県仙台市では4〜5本の飛行機雲が青空をバックに交差しています。

氷の粒でできた飛行機雲は、空気が乾いているときは、すぐに周囲の空気と混ざって消えてしまいます。逆に、飛行機雲が現れていつまでも消えないときは、上空の空気が湿っているということになります。

長い飛行機雲が何本も長時間残っているのは、青空が広がっていても上空の湿度が高くなってきた証拠です。

北日本には前線が近づいてきて、明日19日(木)は北海道や東北北部で雨の降る予想となっています。宮城県など東北南部は大きな崩れはないものの、今日に比べると雲が増えてくる見込みです。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）