三連休は後半ほど天気崩れる 連休明けは荒天のおそれ

ウェザーニュース

3日(金)・文化の日からは三連休です。連休後半は次第に天気が崩れてきます。連休明けの6日(月)頃は荒れた天気となる可能性があるため注意が必要です。

連休後半ほど曇りや雨のエリアが拡大

三連休中の降水予想の分布を見ると、3日(金)・文化の日はグレーや水色で示された雨を予想するエリアが日本列島にほとんどかからず、広い範囲で秋晴れが期待できる見込みです。

4日(土)になると北海道から日本海にかけて弱い雨雲の帯が南下してきます。前線に伴う雨で北海道の各地や本州の日本海側の一部で天気が崩れてきます。

5日(日)になると降水域はさらに南下し、九州など西日本にも広がります。水色や青い部分が拡大し、本降りの雨の所が増える予想です。

11月6日(月)の予想天気図

三連休明けの6日(月)は低気圧が発達しながら日本海を進み、中心から伸びる前線が日本列島を通過する予想となっています。

等圧線の間隔が狭くなり、前面では南寄りの風、後面では西〜北西の風が強く吹く見込みです。低気圧や前線の周辺では雨雲が発達して、雷を伴った強い雨になるとみられます。

現時点では雨や風の強まるタイミングやエリアに不確実性があるものの、荒天となる可能性は比較的高く、早めの備えが必要です。

また、低気圧や前線が通過した後は冷たい空気が流れ込むため、季節外れの陽気から11月らしい気温に戻ります。荒天だけでなく、気温の変化にもお気をつけください。