北日本や北陸で局地的に雷雨 瞬間的には30m/s超の暴風も

ウェザーニュース

寒冷前線が通過している北日本や北陸では風雨が強まっています。今夜にかけて荒れた天気が続くおそれがあるため警戒が必要です。

今夜も強い風が吹き荒れる

今日7日(木)は低気圧が発達しながら日本海を進んでいて、そこから伸びる寒冷前線が東北や北陸を通過しています。前線の周辺では雨雲が発達し、雷を伴った雨になっていて、一時的に霰(あられ)の降った所もありました。

夕方以降は前線による雨は小康状態になるものの、冬型の気圧配置に変化するため北日本の日本海側では雪に変わる所がある見込みです。今夜は山沿いを中心に短時間に積雪が急増したり、吹雪となるおそれがありますので、夜間に外出をしたり車で移動をする場合は十分に注意をしてください。


また、沿岸部を中心に風が吹き荒れ、16時までの最大瞬間風速は山形県酒田市・飛島で33.6m/s、新潟県佐渡市・相川で32.9m/s、新潟県新潟市・巻で28.9m/sを観測するなど、一部では30m/s超の暴風となっています。

北陸の風が峠を越えつつある一方で、東北や北海道は今夜も強い風が吹き荒れる見込みです。暴風警報や暴風雪警報が発表されている地域があり、飛来物や停電などに警戒をしてください。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）