低気圧接近で大気の状態が不安定 東北や北陸で荒天のおそれ

ウェザーニュース

今日3日(日)は低気圧が日本海から東北付近を通過する見込みです。北陸や東北では雪や雨、風が強まり荒れた天気となるおそれがあります。

今朝は東北の一部で1時間7cmの強い雪

今日3日(日)は低気圧が通過する影響で大気の状態が不安定となっています。

日本海側を中心に風が強まっていて、7時までの最大瞬間風速は山形県の飛島で最大瞬間風速20.6m/s、秋田県八峰町・八森で19.9m/sを観測しました。気象台は秋田県や山形県の一部に暴風雪警報や暴風警報を発表しています。

東北や北陸では局地的に雨雲や雪雲が発達し、今朝7時までの1時間には山形県金山町で7cm、庄内町狩川で6cm、秋田県由利本荘市・本荘で5cmの降雪を観測しました。


このあとも北陸や東北は荒れた天気となる見通しです。寒気が北に後退するため東北の沿岸部や北陸では雨の所が多くなる見込みで、雷を伴って強く降る予想となっています。急に強まる雨や落雷、突風、あられなどに注意が必要です。

東北日本海側や北陸の山沿いでは湿った雪になり、雪崩や着雪による倒木、吹雪などの可能性があります。短時間強雪による積雪急増や落雪、路面状況の悪化にお気をつけください。山間部は古い雪の上に新たな雪が多く積もることで雪崩の危険性が高まるため警戒が必要です。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）