今日は広い範囲で曇りや雨 来週にかけて前線が停滞

ウェザーニュース

今日23日(土)は日本海を低気圧が東進し、本州付近に湿った空気が流れ込みます。広い範囲で曇りや雨となり、一時的な降り方の強まりや、沿岸部では強風による横殴りの雨に注意が必要です。

広範囲で雨、中部山地では雪に

今日の朝は九州から中部にかけての広範囲で雨が降っており、岐阜県や長野県では雪が降っています。

近畿や東海、北陸西部を中心に雨が強まっており、7時20分までの1時間に和歌山県・日置川（ひきがわ）で13.0mmのやや強い雨、7時までの1時間に愛知県・名古屋（なごや）で6.0mm、岐阜県・多治見（たじみ）で5.0mmの雨を観測しています。

関東や東北にも雨エリア拡大

今日は、西日本や中部は一時的に降り方が強まったり、沿岸部では強風による横殴りの雨に注意が必要です。

関東や東北も、段々と雨の降る所が多くなります。お出かけの際は雨具をお持ちください。

また、中部～東北の山地では雪になる見込みです。峠道の走行は積雪や路面凍結に注意してください。

菜種梅雨ですっきりせず

停滞前線は来週の26日(火)頃まで本州付近〜南岸に停滞し、南下・北上に合わせて各地で雨のタイミングがあります。

特に26日(火)は前線上に発生する低気圧が本州付近を通過し、活発な雨雲がかかるところが多くなる予想です。西日本や東日本では雨の強まるタイミングがあり、低気圧の接近時は激しい雨や落雷・強風等に注意が必要です。

さらに、28日(木)〜29日(金)頃にも広範囲天気が崩れる可能性があります。

東日本や西日本ではこの先1週間ほどは晴れる日が少なく、菜種梅雨となりそうです。