来週は雨が降ったり止んだり 26日火曜日は強まる雨に注意

ウェザーニュース

来週は停滞前線や低気圧等の影響で、西日本や東日本は曇りや雨の日が多くなります。

特に来週26日(火)頃は低気圧が発達しながら本州付近を東進するため、広範囲で雨が強まるおそれがあり注意が必要です。

停滞する前線の影響を受けやすい

今日23日(土)は日本海を低気圧が東進し、九州から東北にかけての広範囲で雨や雪が降りました。

明日24日(日)になると、停滞前線が本州の南に延びてきます。関東以西の太平洋側では再び雨が降りやすくなり、九州や四国では雨雲が発達して強い雨の降る可能性があります。

その後も南海上に前線が停滞しやすく、前線の南下・北上に合わせて各地で雨のタイミングがあります。東日本や西日本では明日からの1週間ほどは晴れる日が少なく、菜種梅雨のような天気になりそうです。

低気圧の通過で雨が強まる

来週26日(火)は前線上に発生する低気圧が発達しながら本州付近を通過する見込みです。このため活発な雨雲がかかるところが多くなり、西日本や東日本では雨の強まるおそれがあります。激しい雨による道路冠水や河川の増水、落雷や強まる風にも注意が必要です。

この時期としては雨量が多くなる可能性があるため、土砂災害やなだれ等にも注意が必要です。能登半島地震の被災地では地震の揺れで地盤が緩んでいるため、雨が降ると平常時より少ない降水量で土砂災害が発生するおそれがありますので注意してください。

また、28日(木)〜29日(金)頃にも前線や低気圧の影響で広範囲で天気が崩れる予想です。このタイミングでも雨や風の強まりにお気をつけください。