各地で霧が発生 視界の悪化に注意

ウェザーニュース

今日25日(月)は前線が本州付近に停滞し、東日本から西日本にかけて霧の発生しているところがあります。10時の時点で瀬戸内や九州、関東甲信の一部で濃霧注意報が発表されています。

車の運転は昼間でもライトを点灯していつも以上に慎重に運転するようにしてください。

現在発生している霧は「前線霧」

視程が1km以上10km未満なら「靄(もや）」、視程が1km未満の場合は「霧」と呼ばれます。

霧は空気中の水蒸気が気体から液体に変化し、小さな水滴となって空気中に漂っている現象です。水蒸気が気体として存在するのには限度があり、限度をこえると液体となります。

現在、発生している霧は「前線霧」と呼ばれるものです。前線から降る比較的暖かい雨が、前線の下にある寒気内で水蒸気となり、再び冷やされると霧に変化します。

霧が解消するまでには時間が掛かる可能性

26日(火)にかけて前線が本州付近に停滞し続ける予想で、霧が解消するまでに時間が掛かる可能性があります。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）