近畿や東海に活発な雨雲が広がり雷雨に注意 関東も夜は局地的な強い雨に

ウェザーニュース

今日4月3日(水)の午後は活発な雨雲が近畿や東海に広がってきました。太平洋側を中心に雷を伴った激しい雨の降るおそれがあります。関東も夜は局地的に雨が強まる可能性があるため注意が必要です。

強い雨のエリアが拡大

低気圧や前線が東に進んでいて、それとともに活発な雨雲も東に拡大しています。この時期としては非常に暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、前線の周辺やその南側で雨雲が発達していて、局地的に激しい雨を降らせています。

九州では1時間に30mm以上の雨量を観測している所があり、近畿や東海でも活発な雨雲が通過しやすくなってきました。

太平洋側を中心に雷を伴った強雨に

夕方以降は前線が次第に南下するため、西日本から東日本の太平洋側を中心に雨雲が発達しやすくなる見込みです。

特に四国から近畿南部、東海にかけては1時間に30mmを超えるような激しい雨が降り、道路冠水や中小河川の急な増水などのおそれがあります。また、活発な雨雲の周辺では雷が頻発しているため落雷にも注意が必要です。関東は帰宅時間帯に本降りの雨で、夜にかけては一時的に土砂降りの雨になります。


なお、深夜以降は前線が海上に離れ雨の所は次第に少なくなる見通しです。明日4日(木)の朝までにほとんどの所で雨は止むとみられます。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）