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近畿などで連日の「ハロ」出現 今日も上空に薄雲が広がる

ウェザーニュース / 2024年4月6日 10時30分

ウェザーニュース

今日4月6日(土)の東海〜九州北部にかけての地域では、上空に薄い雲がかかり、太陽の周りにはリング状に明るく光る「ハロ」が見られたところがありました。昨日と同じような気圧配置で、連日のハロ出現となっています。

ハロが見られると天気が下り坂になることがありますが、今回は天気が崩れることはなさそうです。

上空の薄雲がハロをつくる

上空に薄い雲がかかる日には、薄雲を構成する氷の粒が太陽の光を屈折させることで特定の角度の円周上に光が強く見える部分ができ、これがハロ(暈 かさ)と呼ばれます。

今日は南の海上に停滞する前線から広がっていて、北に行くほど薄くなっている状況です。前線に近い九州南部や四国では雲が厚いためハロは見えず、ちょうど東海や近畿、中国、九州北部などの雲の厚みが、ハロを作り出すのにちょうど良くなったといえそうです。

昨日5日(金)は近畿や中国でハロが出現しましたが、今日6日(土)も同じような天気となっています。このため、近畿から九州北部では薄雲が広がり、連日のハロ出現です。また、昨日は厚い雲に覆われた東海でも、今日は雲が薄くなりハロが見えています。

ハロが見えると天気が下り坂になることも

温暖前線が接近してくる際には、まずハロが見られ、その後次第に雲が厚くなって雨が降りだすため、「ハロが見えると天気が下り坂」といわれます。

今日のハロはこのパターンには当てはまりません。前線からひろがる雲は東に移動しているため、雲の南北分布はほとんど変わらない見込みです。梅雨の時期などに現れやすいパターンです。

午後も近畿や東海は薄雲が広がりやすく、引き続きハロを観察できる所がありそうです。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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