九州や沖縄で「ハロ」が出現 上空の湿った空気の影響

ウェザーニュース

今日19日(金)は、沖縄や九州の一部でハロが現れています。大陸から湿った空気が流れ込み、上空に薄雲が広がったことで出現したとみられます。

九州はゆっくり天気下り坂

ハロは上空の高い所に太陽が透けて見えるくらいの薄い雲が広がっているときに、太陽の周りにボンヤリと見えるリング状の明るい部分のことを指します。暈(かさ)や日暈(ひがさ)とも呼ばれる虹色現象です。

通常の虹とは違い、上空の薄雲を構成する氷の粒によって太陽光が内側に曲げられ、光の強い部分が環状に見られます。

ハロが見られると天気が下り坂になることがありますが、沖縄では天気が崩れることはなさそうです。一方、九州は徐々に雲が厚くなり、明日20日(土)は九州や中国・四国で雨が降り出す予想です。外出の際は、傘があると安心です。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）