天気回復の九州は黄砂で霞んだ空 関東など黄砂混じりの雨の可能性

ウェザーニュース

今日18日(木)も大陸から黄砂が飛来しています。天気が回復して日差しが戻ってきた九州も、黄砂で霞んだ空です。洗濯物の外干しは控え、花粉症や呼吸器などの疾患がある方は症状の悪化にご注意ください。

関東など東日本太平洋側は黄砂混じりの雨になる可能性があります。

東北から九州の広い範囲に飛来

18日(木)の黄砂飛来予想

大陸で巻き上げられた黄砂が、上空の西風に乗って日本列島へ飛来しています。低気圧が離れたことで晴天が戻ってきた九州でも、黄砂によって空がぼんやりと霞んでいることがわかります。

ウェザーニュースで黄砂に関する調査を実施したところ、東北から九州では黄砂を感じている方が多いことがわかりました。気象庁も、九州・中国・近畿・東海・北陸を中心に広い範囲で黄砂を観測しています。夜にかけて状況はあまり変わらないとみられるため、晴れても洗濯物の外干しは控えた方が安心です。

太平洋側は低気圧の影響で雲が広がっていることもあり少しわかりにくいかもしれませんが、夜にかけて黄砂が飛来する見通しです。午後は関東などで黄砂混じりの雨になる可能性があります。車などへの付着に注意が必要です。

また、花粉症や呼吸器などの疾患がある方は、黄砂によって症状が悪化する可能性があります。不要な外出は控え、外出する場合はマスクなどで対策するようにしてください。

明日19日(金)になると黄砂は消散傾向で、今日よりはすっきりとした空が期待できそうです。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）