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東京など広範囲でスギ花粉やヒノキ花粉シーズン終了へ

ウェザーニュース / 2024年5月2日 17時30分

ウェザーニュース

ウェザーニュース独自の花粉観測機「ポールンロボ」による観測では、大量飛散した日もありましたが、ようやくスギ花粉やヒノキ花粉の飛散は落ち着きました。中部地方の一部を除き、九州から東北の広い範囲で飛散のピークを越えたと見られます。

花粉飛散量は各地で減少傾向

2024年の花粉飛散数の推移(東京)

東京では2月中旬にスギ花粉のシーズンに入り、特に2月下旬から3月中旬にかけて気温の上昇や強風によって大量飛散する日がありました。

3月下旬になるとヒノキ花粉が徐々に増加し、4月上旬にかけてはヒノキ花粉が主役となって飛散量が増加。ただ、ヒノキ花粉のピークはスギほど長くは続かず、4月下旬頃からは大量飛散が見られなくなり、晴れた日でもやや多く飛ぶ程度となっています。
4月中旬に一時的に飛散量が急増していますが、広範囲で黄砂が飛散した影響もあったと考えられます。名古屋や大阪、福岡でも同じような傾向です。

これらの状況を踏まえて、東京などヒノキ花粉の飛散は少なくなっており、花粉の飛散は終了したとみられます。

花粉症の症状も段々落ち着く

ウェザーニュースでは、アプリユーザーのみなさんに毎日花粉の症状を伺っています。東京の4月に入ってからの報告に注目してみると、「非常につらい」や「つらい」の報告数は花粉の飛散数と比例するように4月下旬頃から減少傾向でした。

北海道ではシラカバ花粉が本格化

九州から東北のスギ花粉・ヒノキ花粉が落ち着く一方で、北海道ではシラカバ花粉の飛散が本格化しています。晴れて風の強い日には大量の花粉が飛散するおそれがあるので、症状を覚える場合はマスクや目薬など万全の対策が欠かせません。

また、この時期は黄砂が飛来してくることもあり、花粉に敏感な方や症状の重い方は引き続き注意が必要です。

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