前線が通過し東海で雨が強まる 関東や北日本でも強雨や強風に注意

ウェザーニュース

連休明けとなる今日7日(火)は、朝から近畿や東海で局地的に雨が強まりました。

昼間は関東や北日本でも雨や風の強まるおそれがあるため注意が必要です。

静岡県内で雨が強まる

今日7日(火)は本州付近を前線が通過し、近畿から関東、北日本の広い範囲で朝から雨が降っています。

今朝は南から暖かく湿った空気が流れ込んでいるため近畿や東海では局地的に雨が強まりました。和歌山県串本町の潮岬では1時間に22.0mm、岐阜県揖斐川町でも1時間に19.0mmの雨量を観測しています。大阪市や京都市、名古屋市などでも本降りとなった時間がありました。


近畿の雨は弱くなってきましたが、東海では雨の続いている所があります。10時18分までの1時間に、静岡県浜松市天竜では20.0mmの雨量を観測しました。昼過ぎにかけても道路冠水などのおそれがあるため注意が必要です。

関東は横殴りの雨にも注意

発達した雨雲は段々と東や北に移動します。関東でも昼間は沿岸部を中心に強い雨の降る可能性があります。また、南寄りの風が強まり、横殴りの雨になるので大きめの丈夫な傘を用意しておくと安心です。北日本は午後にかけても断続的に雨が降り、沿岸部では強風にも注意が必要です。


西日本は天気が回復して日差しが戻っても油断ができません。上空の強い寒気が近づいてくるため大気の状態が不安定で、夕方以降は日本海側を中心に雨雲が発達しやすくなる見込みです。天気が急変して雨の降り出す可能性がありますので、雨が止んでいても折りたたみの傘など雨具をご用意ください。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）