「トレーニング後はプレイステーションではなくセットプレーの練習を」36歳ミルナー、高いプロ意識を語る

写真：Getty Images

36歳となった今でもリバプールで活躍する元イングランド代表MFジェームズ・ミルナーだが、その秘訣はプロ意識の高さにあるようだ。

マンチェスター・シティで数々の栄光を掴んだ後、2015年夏にリバプールへと加わったミルナー。複数のポジションをハイレベルにこなせるユーティリティ性や高い献身性を武器に、2018-19シーズンにはチームのチャンピオンズリーグ(CL)制覇に大きく貢献した。

クラブ通算では公式戦307試合に出場して26ゴール45アシストを記録。今季もここまで18試合でピッチに立っている中、キャプテンマークを巻くことも多い。

イギリス『ガーディアン』のインタビューに応えたミルナーは、自身のトレーニング後に行っているルーティンワークを明かしつつ、フットボールに向けた意識について語った。

「選手としては、アルコールが一番良くないと思う。僕も飲まないよ。トレーニングの後は、プレイステーションで遊ぶよりも、セットプレーの練習をするんだ」

「だけど、状況は変わりつつある。5年前は毎日トレーニングの後、シュート練習をしていたし、フィニッシュにも自信があった。だけど、歳をとると、トレーニングの後に毎日ボールを蹴っているわけにもいかない。方法を変えなければならないんだ。今夜は家に帰ったらヨガをする予定だよ」

「忙しいやつだってよく言われるよ。僕がフットボール界で一番言われる言葉かもしれないね。でも、そうではないんだ。僕は自分の仕事を精一杯やって、その成果を最大限に発揮しようとしているだけだよ」

「今はそれが当たり前になっている。リバプールのドレッシングルームにいる選手たちは、みんな練習前にジムで自分を鍛えている。昔のクラブではそんな選手は5人から10人くらいしかいなかった。だけど、ここでは25人もいるんだ。だから、選手たちはあんなにハイレベルなんだ」