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トロフィー置き土産にスアレスがナシオナルを退団「このクラブは世界レベル、ファンは誇りに思うべき」

超ワールドサッカー / 2022年11月7日 14時35分

写真:Getty Images

ウルグアイ代表FWルイス・スアレス(35)が、ナシオナルに別れを告げた。

今夏にアトレティコ・マドリーを退団しフリーとなっていたところ、17年前にプロデビューしたナシオナルのサポーターの熱烈な要望を受け、半年の短期契約ながら母国復帰を果たしたスアレス。35歳という年齢にもかかわらず、1部リーグのカンペオナート・ウルグアージョで13試合6ゴール3アシストと流石の存在感を放った。

先月30日には、アペルトゥーラ(前期)を制したリベルプールとクラウスーラ(後期)覇者のナシオナルが激突し、スアレスは50分の先制点と、1-1で迎えた延長戦前半6分の勝ち越しゴールを決め、1-4の勝利に貢献。試合のMVPにも選ばれ、見事年間優勝に導いた。

そして、契約通りスアレスは優勝トロフィーを置き土産に退団へ。わずか90日間という短い間だったが、密度の濃い思い出を振り返りながら、優勝の喜びと周囲への感謝を言葉にした。

「その時が来た。まず最初に今までありがとうと言いたい。以前にも言ったけど、僕が戻ってきたのはみんなのおかげだ。みんなのために僕は戻りたいと思えたんだ」

「一人一人が、ナシオナルが世界レベルにいること、ナシオナルのファンが世界で話題になったことを誇るべきで、それがみんなの功績なんだ」

「チームメイトにも感謝したい。彼らは何か得ることができただろうか。僕は素晴らしいチームのメンバーになることができたよ。そんな思い出を持って、妻が授けてくれたこの素晴らしい3人の美女たち(子供たち)にも感謝したい」

「プロデビューしたクラブのシャツを着てチャンピオンになるなんて夢のようだ。でもここでお別れだ。もうプレーすることはないと思うけど、いつかクラブに戻るかもしれないね」

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