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レアル指揮官「2022年は特別な年だった」昨季はCL&リーガの2冠達成

超ワールドサッカー / 2023年1月1日 14時28分

写真:Getty Images

レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が2022年を回顧した。

マドリーでは昨季からアンチェロッティ監督の第2次政権がスタート。他のチームを突き放してラ・リーガ制覇を決めると、チャンピオンズリーグ(CL)でも4年ぶりの優勝を飾った。

今季はエースであるフランス代表FWカリム・ベンゼマの負傷や、カタール・ワールドカップ(W杯)の過密日程に苦しみながらも、リーガでは第15節終了時点で首位バルセロナと勝ち点で並ぶ2位に位置。CLでもグループステージを首位通過しており、ここまで順調なシーズンを送っている。

昨シーズンのUEFA年間最優秀監督にも選ばれたアンチェロッティ監督はイタリア『Il Foglio』のインタビューで激動の2022年を振り返り、充実ぶりを口にした。

「かなり苦しんだこともあったが、特別な年だった。私のキャリアはもう終わりかと思われた。特にCLではユニークな勝ち上がり方をしてきた。千載一遇の困難を乗り越え、あらゆる予測を覆す壮大なカムバック。この2022年は、私の人生の中で最も特別な年の一つだと考えている」

「劇的な瞬間は2回あった。9月から10月にかけての4日間で、CLのシェリフ戦とリーガのエスパニョール戦に敗れたのが最初。チームの価値に疑問が生まれたことを覚えている。そして3月にホームでバルセロナに0-4の屈辱を味わったことも忘れがたい」

「しかし、私はフロレンティーノ・ペレスに『会長、CLとリーガの両方のタイトルを獲るから心配しないで』と伝えた。こういった言葉は時間を稼ぐため、環境を落ち着かせるために使われることが多い。しかし、彼はそれが可能であると確信していた。CLとリーガのタイトル両方を手にしても不思議ではないのは、おそらく彼とこのクラブだけだろう」

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