サントス、生前ペレ氏が身につけた背番号10は欠番にせず！

写真：Getty Images

レジェンド・ペレ氏との死別を受けて、故人が生前身に付けていた背番号「10」を永久欠番にすると言われていたサントスだが、今後も残したままにしておくようだ。ブラジル『Globo Esporte』が報じている。

ワールドカップ(W杯)で3度の優勝を誇り、母国ブラジルだけでなくサッカー界のレジェンドとして名を馳せたペレ氏が先日亡くなった。同氏がプロデビューし、キャリアの大半を過ごしたサントスも大きな悲しみとともに追悼の意を表した中、上述のように背番号10を永久欠番とするアイデアが流れた。

これはペレ氏の家族から発せられたものだと伝えられており、サントス上層部も検討を重ねることに。しかし、同氏が生前のインタビューで、ボリビア人ユーチューバーであるZicaのインタビューにて、サントスの背番号10について欠番しないと回答していたことから、同クラブのアンドレス・ルエダ会長は希望に沿う形で、欠番にしないことを選択したようだ。