原口元気は残留争いの救世主? 持ち前のキャラを生かしシュツットガルト指揮官はすでに信頼「安心感を与える」
超ワールドサッカー / 2023年2月23日 16時35分
今冬の移籍市場でシュツットガルトへと加入したMF原口元気だが、すでにチームにとって欠かせない存在となっているという。
今シーズンのブンデスリーガで好調を維持するウニオン・ベルリンから、残留を争うシュツットガルトへ移籍した原口。この移籍はドイツ国内でも不思議がられる事態となった。
チームの主軸とまではなっていなかった原口だが、試合にもコンスタントに出場していた中での移籍。ただ、この移籍は「自身の成長のため」という理由があったという。
その原口は移籍後3試合連続で先発出場し、18日の第21節ケルン戦ではアシストを記録。これは今シーズン初アシストとなり、シュツットガルトとしてはリーグ戦7試合ぶりの勝利となった。
この勝利で一旦降格圏からは脱出したシュツットガルトだが、全くもって余裕はなし。ただ、原口の加入がチームに及ぼしている影響は大きいという。
ドイツ『ビルト』によれば、最も重要なのが原口のコミュニケーション能力。2014年7月に浦和レッズからヘルタ・ベルリンに完全移籍し、ドイツで9年目を過ごしている中で、ドイツ語はすでに堪能。また、持ち前のキャラクターもあり、チームメイトとも積極的にコミュニケーションを取りに行っているという。
キャプテンは日本代表MF遠藤航だが、2人は互いを理解しており、原口がその代弁者にもなっている状況もあるとされており、試合中の味方への指示はもちろん、トレーニング中でもその姿は顕著に出ており、加入した最初の数日で全選手に声を掛けていたという。
ブルーノ・ラッバディア監督にとっても、ピッチ上のパフォーマンスだけでなく、ムードメーカー的な役割を担える原口の存在は大きいという。
「ゲンキは我々の中盤をより安定させた。彼は我々のゲームに安心感を与えており、多くの新たな選択肢と柔軟性を与えてくれる」と評されるほどだ。
残留争いではまだまだ予断を許さない状況ではあるが、原口の加入がチームの残留の力になることは間違いない。ここからの更なる活躍に期待がかかる。
【写真】シュツットガルトを降格の危機から救えるか!? 笑顔の日本人トリオ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
多くのクラブが関心寄せるMF鈴木唯人、シュツットガルトも関心…ネックは33.3億円の移籍金か
超ワールドサッカー / 2024年5月8日 13時5分
-
中山雄太のハダースフィールド、三好康児のバーミンガムが揃ってイングランド3部降格【チャンピオンシップ】
超ワールドサッカー / 2024年5月5日 8時50分
-
板倉滉、福田師王、浅野拓磨…白熱のドイツ1部残留争い 明暗分かれる3戦、“マジック発動”フラグも【現地発コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年5月2日 15時20分
-
鈴木唯人が5戦3ゴール4アシストで大暴れ、シティやリバプールなど12クラブが視察し今夏ステップアップか?
超ワールドサッカー / 2024年4月29日 21時45分
-
遠藤航に独サポーターが今なお抱く愛情 主将への懐疑論も…評価を劇的に変えた“伝説”の一戦【現地発コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年4月21日 7時50分
ランキング
-
1ロッテは延長12回引き分け 佐々木朗希の162キロ、12奪三振の力投も勝利に結びつかず
スポニチアネックス / 2024年5月17日 22時4分
-
2市議会まで動かした大谷翔平…記念日制定に「生きる伝説」 SNS騒然「偉人の域」
Full-Count / 2024年5月18日 7時47分
-
3大谷翔平 リーグ単独トップ&両リーグ最多タイ13号 大谷の日&父の62歳誕生日に3戦ぶり一発で祝砲
スポニチアネックス / 2024年5月18日 11時53分
-
4大谷翔平が家に飾っている人形が「胸アツ」 女性レポーターに明かした“2選手”
Full-Count / 2024年5月17日 18時10分
-
5霧島が「頚椎症性神経根症」で休場 再出場せず大関陥落へ「検査と治療も兼ねて4日間入院」師匠が明かす
スポニチアネックス / 2024年5月18日 12時25分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください