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スパーズが2部ブレイズに敗れて5回戦敗退…ステッリーニ采配5戦目にして初黒星《FAカップ》

超ワールドサッカー / 2023年3月2日 7時1分

写真:Getty Images

トッテナムは1日、アウェイで行われたFAカップ5回戦でシェフィールド・ユナイテッドと対戦し、0-1で敗れた。

ここまでポーツマス、プレストン・ノースエンドと下部カテゴリーのクラブを連破してきたトッテナム。今回の5回戦ではチャンピオンシップ(イングランド2部)で2位に付ける難敵ブレイズと対戦した。

直近のプレミアリーグでチェルシーとのダービーに2-0の完勝を収めて勢いにのるステッリーニ暫定体制のチームは、その試合から先発6人を変更。ヒザに打撲を負ったエメルソンやロメロ、ケイン、クルゼフスキに休養が与えられ、ペリシッチやソン・フンミンがカップ戦デビューのペドロ・ポロや長期離脱明け後初先発のルーカス・モウラと共に起用された。

冷たい雨の降りし切る中でスタートした一戦。キックオフから数分は受けに回ったトッテナムだが、開始8分に最初の決定機を創出。相手の不用意なバックパスを奪ったルーカスがボックス内に侵入し、中央のリシャルリソンにパス。すかさず右足を振るが、これはブロックに遭う。

以降はミラーゲームの形でマッチアップが比較的ハッキリとした中、タレントの質で勝るアウェイチームが優勢に試合を進めていく。低い位置まで下りてボールを引き出すルーカスが前向きな仕掛けでDFを寄せつつ、左サイドで浮くペリシッチを起点に幾度か惜しい形を作り出すが、最後のところで精度と連携を欠く。

前半終盤にかけても押し気味に試合を進めたトッテナムだったが、得意のセットプレーを含めゴールを奪うためのクオリティが足りない。逆に終了間際には相手GKからのロングボールの流れでホイビュアの軽率なヘディングでのバックパスを奪われてクリバリに決定機を与えたが、これは相手のシュートミスに救われた。

結局、ゴールレスで試合を折り返したスパーズは後半も同じメンバーでスタート。前半同様に立ち上がりは左サイドを起点に押し込んだが、最後の仕上げの場面で攻撃が停滞。すると、時間の経過と共に押し返されてしまう。

この停滞した流れを受けて65分には精彩を欠いたリシャルリソンを諦めて切り札のケインを投入。さらに、73分にはルーカスとパプ・サールを下げてクルゼフスキ、スキップと主力をピッチへ送り込んだ。

この交代によって少しずつ攻撃の形が見え始めたが、一瞬の隙を突かれてビハインドを背負うことに。79分、押し込まれた流れからホイビュアにディフレクトしたボールをボックス左のエンディアイエに拾われると、ボックス内の密集をこじ開ける鮮やかな仕掛けからゴール左下隅へ右足のグラウンダーシュートを決められた。

痛恨の失点を喫したアウェイチームは直後にポロを下げてダンジュマを投入、クルゼフスキを右ウイングバックに置く攻撃的な布陣でまずは同点ゴールを目指す。

試合終盤にかけてはソン・フンミンのボックス内での仕掛けやペリシッチのクロスから決定機が訪れたが、ケインらがシュートを枠に飛ばすことができず。そして、試合はこのままタイムアップを迎え、ブレイズに競り負けたトッテナムはステッリーニ采配試合5戦目にして初黒星を喫し、FAカップ5回戦敗退となった。

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