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【プレミアリーグ第26節プレビュー】赤の名門対決に、2位シティは5位ニューカッスルとの上位対決

超ワールドサッカー / 2023年3月4日 12時0分

写真:Getty Images

前節は熾烈なタイトル争いを繰り広げる首位のアーセナル、2位のマンチェスター・シティが揃って勝利。また、注目のロンドン・ダービーではトッテナムがチェルシーを撃破している。

さらに、ミッドウィークに開催された第7節延期分ではアーセナルがエバートンに勝利したことで、消化試合数で並んだシティとのポイント差を「5」に広げ、タイトルレースにおいてより優位な立場となった。

引き続きヨーロッパの戦いが続く中での開催となる第26節では、6位のリバプールと3位のマンチェスター・ユナイテッドによる伝統の名門対決に注目が集まる。

チャンピオンズリーグ(CL)でレアル・マドリーに衝撃的な2-5の惨敗を喫したリバプールは、前節もクリスタル・パレス相手に振るわない内容で0-0のドロー。それでも、ミッドウィーク開催のウォルバーハンプトン戦では今年に入って4度目の対戦と手の内を知り尽くす相手に対して、苦しみながらも後半終盤のDFファン・ダイク、FWサラーの連続ゴールで2-0の勝利。リーグ戦では4試合連続のクリーンシートと守備面の安定を取り戻した状態で、絶好調の赤い悪魔をホームで迎え撃つ。

対するユナイテッドは先週末に行われたEFLカップ決勝でニューカッスルを2-0で下し、2016-17シーズン以来、テン・ハグ体制では初となるタイトルを獲得。さらに、ミッドウィーク開催のFAカップ5回戦ではウェストハムに苦戦を強いられながらも、18歳FWガルナチョの値千金の決勝点、MFフレッジのダメ押しゴールによって3-1の逆転勝利。公式戦11戦無敗(9勝2分け)と好調を維持している。そして、今回の一戦では近年苦杯をなめさせられてきた宿敵に対して、2015-16シーズン以来のシーズンダブルを狙う。

3連勝と完全に復調した首位のアーセナルは、降格圏に沈む19位のボーンマスを相手に4連勝での首位固めを狙う。先週末のレスター戦はアストン・ビラ戦に続く辛勝となったが、直近のエバートン戦は前半途中まで苦戦を強いられたものの、終わってみれば4-0の完勝。共にリーグ戦2桁ゴールに到達したFWサカとFWマルティネッリの両ウイングに加え、DFジンチェンコの繋ぎ、崩しの局面での存在感が際立った。さらに、好パフォーマンス続くMFジョルジーニョ、負傷明けで同じく上々のプレーを見せたMFトーマスが中盤に厚みをもたらしている。

その首位チームを5ポイント差で追うシティは、5位のニューカッスルとの上位対決に臨む。前節、ボーンマス相手にエースFWハーランドの1シーズンでのクラブ記録となる27ゴール目などで4-1の完勝を収めたペップのチームは、ミッドウィークのFAカップでは格下ブリストル・シティを相手にMFフォーデンの2ゴールなどで3-0の快勝。公式戦2試合連続ドローからの連勝でバウンスバックに成功した。

前回対戦で3-3のド派手な打ち合いを演じた難敵ニューカッスルだが、直近のリーグ戦では4試合未勝利。さらに、前述のEFLカップ決勝での敗戦と状態は決して良くない。そのため、シティとしては逆転での3連覇へ望みを繋ぐため是が非でも勝ち点3を掴みたいところだ。

週明けに逆転突破を目指すCLラウンド16の2ndレグを控える4位のトッテナムと10位のチェルシーは、それぞれ15位のウルブス、17位のリーズと残留争いの渦中にいるクラブと対戦する。

トッテナムはウェストハム、チェルシー相手のダービーをいずれも2-0で快勝し、復調の気配を示したが、直近のFAカップでは格下シェフィールド・ユナイテッドにまさかの0-1の敗戦。ターンオーバーの影響は少なからずあったが、リーグ戦の良い流れに水を差す敗戦に。0-1からの逆転を目指すミラン戦を控える中、3戦未勝利と状態がいまひとつのホームチームに勝ち切れるか。

一方、トッテナムに敗れて公式戦6試合未勝利と泥沼のチェルシーは、前回対戦で屈辱的な0-3の完敗を喫したリーズにリベンジを狙う。ハビ・グラシアを新指揮官に据えた新生ホワイツは、サウサンプトン相手の初陣を1-0で制したが、FAカップではフルアムに力負けとパフォーマンスに波がある。チェルシーにとって十分に勝ち点3を狙える相手だが、週明けに控えるドルトムント戦を睨んでCL登録外の選手の優先起用などポッター監督の頭に余計なことがよぎるようなことがあれば、勝ち点逸の可能性も否定できない。

MF三笘薫を擁する8位のブライトンは、2週間ぶりのリーグ戦で16位のウェストハムを相手に3試合ぶりの白星を狙う。クリスタル・パレス、フルアムを相手に見せ場を作れなかった三笘だが、FAカップのストーク・シティ戦では巧みなオフ・ザ・ボールの動き出しからの正確なクロスで決勝点をアシストする見事な活躍を披露。対戦相手のウェストハムは3バックと4バックを併用するチームで、右サイドに入るDFツォウファル、DFベン・ジョンソンはいずれも人にタイト守備を敢行するタイプの守備者。駆け引きを得意とする三笘にとっては与しやすい相手かもしれない。

◆プレミアリーグ第26節
▽3/4(土)
《21:30》
マンチェスター・シティ vs ニューカッスル
《24:00》
アーセナル vs ボーンマス
アストン・ビラ vs クリスタル・パレス
ブライトン vs ウェストハム
チェルシー vs リーズ
ウォルバーハンプトン vs トッテナム
《26:30》
サウサンプトン vs レスター・シティ

▽3/5(日)
《23:00》
ノッティンガム・フォレスト vs エバートン
《25:30》
リバプール vs マンチェスター・ユナイテッド

▽3/6(月)
《29:00》
ブレントフォード vs フルアム

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