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川崎F、瀬川の恩返し弾で追い付き湘南とドロー ジェジエウ負傷の痛手も…【明治安田J1第3節】

超ワールドサッカー / 2023年3月4日 14時57分

4日、明治安田生命J1リーグ第3節の川崎フロンターレvs湘南ベルマーレが等々力陸上競技場で行われ、1-1の引き分けに終わった。

前節は2試合連続で退場者を出しながらも、数的不利の状況で鹿島アントラーズに逆転勝ちを収め、今季初勝利を飾った川崎F。今節のセンターバックは新加入の大南拓磨と出場停止明けのジェジエウが務め、左サイドバックには佐々木旭がスタメン復帰した。

対する湘南は、初戦大勝の後に前節横浜FC戦は打ち合ってのドロー。2戦同一だったスタメンは平岡大陽に代わってタリクが起用された。

昨季川崎F相手にシーズンダブルを達成した湘南がこの日も良い入りを見せ、高い位置からのプレスでチョン・ソンリョンのパスミスを誘発。右ポケットで小野瀬康介が奪っての町野修斗のシュートは橘田健人が辛うじてブロックする。

川崎F最初のチャンスは13分、マルシーニョの突破力を生かしてカウンターを仕掛け、宮代大聖が触れば1点というクロスを家長昭博が入れた。徐々に押し返し始め得たホームチームは、小気味よいパスの連続から家長がフィニッシュ。さらには佐々木旭もミドルを狙う。

両者が相手ゴールに迫る中盤を経て40分にはスルーパスに反応した大橋祐紀が決定機を迎えた。だが、大橋はシュート後に右もも裏か臀部のあたりを痛めてピッチを後に。チームにとっても自身にとっても痛い交代となった。

残り少ない時間の中でも互いに好機を作り、川崎Fは宮代の鋭い反転シュートがGKソン・ボムグンを強襲。湘南は代わって入った平岡のヘッドがGKに触れられ、クロスバーを叩いた。

脇坂泰斗から瀬川祐輔にスイッチし、家長を中盤に据えて後半を迎えた川崎Fは、FKからその家長がヘッド。主導権を握るかに見えたが、53分のクリアシーンでジェジエウが左ヒザ裏を負傷するアクシデントに見舞われてしまう。急遽投入の松長根悠仁がJデビューを飾って左サイドバックを担い、佐々木が中央を務めた。

ただ、松長根は大きな問題なく試合にはいったものの、結果的に川崎Fは左サイドから失点を喫することに。64分、湘南は小野瀬の突破から右サイドでボールを回収して二次攻撃を仕掛けると、永木亮太が右ポケットまでえぐってのクロス。一度は阻まれるも再び左足で入れ直すと、ファーの平岡が収め、山根視来をかわして力強い右足の一撃を叩き込んだ。

じわじわと押し込むものの決定機に乏しい川崎Fだったが、瀬川が少ないチャンスをものにする。大島の縦パスをバイタルエリアで受けて右にはたくと、杉岡大暉の処理がワンツーのような形で自身の下へ。左足で冷静に古巣のネットを揺らし、加入後初ゴールで81分に試合を振り出しに戻した。

残り時間、特にアディショナルタイムはクロス攻勢を見せた川崎Fだが、山田新のヘッドは枠を捉えられず。新たなゴールの生まれなかった"神奈川ダービー"は、1-1の痛み分けに終わっている。

川崎フロンターレ 1-1 湘南ベルマーレ
【川崎F】
瀬川祐輔(後36)
【湘南】
平岡大陽(後19)

【動画】瀬川が恩返し弾で試合を振り出しに

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