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MLSのコミッショナーがアメリカ行き噂されるメッシに言及「もし実現すれば…」

超ワールドサッカー / 2023年3月4日 20時43分

写真:Getty Images

メジャーリーグ・サッカー(MLS)の重役が、パリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(35)について口を開いた。

昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)で悲願の優勝を果たし、史上最高のフットボーラーとしての地位をほしいままにしたメッシ。その一方で、クラブとの現行契約は今季までとなっており、その去就に大きな注目が集まっている。

PSGの首脳陣からは延長交渉の動きが明らかにされているが、古巣バルセロナへの復帰説もまことしやかに浮上。そうした中でも長らく取り沙汰されているのが元イングランド代表MFのデイビッド・ベッカム氏が共同オーナーを務めるMLSのインテル・マイアミへの移籍だ。

MLSのコミッショナーを務めるドン・ガーバー氏もイギリス『The Athletic』のインタビューでこの噂について言及。アルゼンチン代表FWを歓迎する姿勢を示した。

「彼はおそらくフットボールの歴史の中で最も特別な選手だろう。だから、マイアミに行くという噂があるのは最高だ」

「もし実現すれば、MLSにとっても、メッシと彼の家族にとっても素晴らしいことだ。我々は他の選手と同じように、あらゆる面で協力し合うことができるだろう。これ以上の詳細は言えない。まだ彼は到着していないからだ」

また、契約の内容については特殊な形態がとられる可能性を示唆した。

「チームにはユニークな取り組みをする柔軟性がある。MLSはユニークな存在だからだ」

「もし彼との契約を結ぶ機会があるのならば、それは枠にとらわれないものになるだろう」

「我々は、彼と彼の家族に合った契約を結ぶ必要がある。しかし、正直なところ、詳細についてはまだわからない」

MLSでは以前からサラリーキャップ制度が設けられているが、2007年にベッカム氏がロサンゼルス・ギャラクシーに入団する際に、各チーム最大2人までその制限とは関係なく契約ができるという特別指定選手制度を導入。この規定が成り立った経緯から“ベッカム・ルール“とも呼ばれているが、今回はメッシが新たなルールを生み出すことになるのだろうか。

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