三笘の今季6点目などで4発快勝のブライトンがリーグ戦3試合ぶりの白星！《プレミアリーグ》

写真：Getty Images

三笘薫の所属するブライトン&ホーヴ・アルビオンは4日、プレミアリーグ第26節でウェストハムと対戦し4-0で勝利した。三笘は83分までプレー、69分に今季6点目となるゴールを記録した。

ミッドウィークに行われたFAカップ5回戦でチャンピオンシップ(イングランド2部)のストーク・シティを下したブライトンは、その試合から先発を3人変更。ブオナノッテ、サルミエント、ファン・ヘッケに代えてマーチ、ウェブスター、エストゥピニャンを先発で起用。三笘も[4-2-3-1]の左MFで先発した。

16位に沈むウェストハムに対し、ロベルト・デ・ゼルビ監督がベンチ入り禁止となったブライトンは11分に最初のチャンス。ボックス右手前に切り込んだマーチがボックス右深くまで切り込みシュートを放ったが、これはGKアレオラが正面でブロックした。

最初の決定機を逃したブライトンは、13分にアクシデント。プレー中に左ヒザを痛めたランプティがピッチに倒れ込むと、一度は治療を受けてプレーを再開したがすぐに座り込み、16分にフェルトマンが緊急投入された。

不運な形で選手を交代したブライトンだったが、直後に試合を動かす。17分、マーチのサイドチェンジをボックス左横で収めた三笘がボックス左から侵入した所をボーウェンに倒されてPKを獲得。これをマク・アリスターがゴール左に突き刺した。

先制したブライトンは、24分にゴール前まで侵入したボーウェンに決定機を作られたが、シュートは絶妙な間合いを取ったGKスティールの好セーブで難を逃れた。

ハーフタイムかけては互いに決定機までボールを運べず、前半は1-0で終了した。

迎えた後半、再びスコアを動かしたのはブライトン。52分、右CKをニアでマク・アリスターがフリックすると、ファーサイドのフェルトマンが胸でゴールに押し込んだ。

その後は膠着状態が続いたが、ブライトンは69分にマーチのパスをボックス右で受けたグロスが斜めのダイレクトクロスを供給すると、ファーサイドに詰めた三笘がすべり込みながらゴールに流し込んだ。

リードを広げたブライトンは、83分にお役御免となった三笘を下げてエンシソを投入。すると89分にも、途中出場のウェルベックがボックス右手前からシュートをゴール左隅に突き刺さし、ダメ押しの4点目を奪取。

結局、試合はそのまま4-0でタイムアップ。三笘の今季6点目などでウェストハムに快勝したブライトンが、リーグ戦3試合ぶりの白星を飾った。