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鹿島、千葉、大分を渡り歩いた伊東幸敏が29歳で現役に幕…「心身共にプロの世界でプレーする事を諦めてしまいました」

超ワールドサッカー / 2023年3月27日 11時54分

写真:©︎J.LEAGUE

昨季限りで大分トリニータを退団したDF伊東幸敏(29)が現役を引退した。大分が27日に発表している。

静岡県生まれで、 静岡学園高校出身の伊東。2012年に鹿島アントラーズでプロの世界に飛び込み、2021年からジェフユナイテッド千葉に移り、昨年に大分移籍を決断した。

大分では公式戦19試合に出場したが、移籍1年で契約満了に。鹿島時代にJ1、Jリーグカップ、天皇杯、ACLのタイトルを経験したサイドバックだが、現役を退く運びとなった。

国内での通算成績はJ1リーグ76試合、J2リーグ21試合、J3リーグ4試合、Jリーグカップ13試合、天皇杯18試合1得点。大分を通じて心境とともに、別れの挨拶をした。

「昨シーズン限りで引退することを決断しました。まだ年齢的なところなどを考えると本来ならプレーすべきと言うのは分かっていたものの心身共にプロの世界でプレーする事を諦めてしまいました。そういった面で家族やファン、サポーターの皆様には申し訳ない気持ちです」

「それでも僕の中ではサッカーは人生の一部ではなく、僕の人生の全てといっても過言ではありません。プレーすることは辞めてしまいますが、サッカーに関わり続ける事は一生辞めたくはありません。これからもどこかでサッカーファミリーとして関わってくれた全ての皆様と縁があることを楽しみにしています」

「そして『サッカー』で家族、周りの方を幸せにできるようにこれからも努力して行きたいと思います!」

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