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チャビ監督、コパ・クラシコ前に宿敵への敬意強調も「勝てば2倍の価値がある」

超ワールドサッカー / 2023年4月5日 7時0分

写真:Getty Images

バルセロナを率いるチャビ・エルナンデス監督が、コパ・クラシコ第2ラウンドへの意気込みを語った。スペイン『ESPN』が伝えている。

バルセロナは5日、カンプ・ノウでコパ・デル・レイ準決勝2ndレグを戦う。

先月サンティアゴ・ベルナベウで行われた1stレグを1-0で競り勝ったバルセロナは、ラ・リーガでの直近のクラシコも2-1の逆転勝利を収めて目下3連勝中だ。

インターナショナルマッチウィーク明け初戦となったエルチェ戦も4-0の快勝で飾り、好調を維持するラ・リーガ首位チームだが、チャビ監督はこの大一番に向けて、あくまで決勝進出の本命はマドリーだと強い警戒感を示す。

「彼らはここに来て簡単に勝つことができる。彼らはどんな相手にも勝つことができる。彼らが2レグ形式の試合で負けてからどのくらい経っているか?」

「非常に拮抗している。彼らはこの類の試合に慣れており、より多くの経験を積んでおり、多くのカムバックを生み出してきた。したがって、私にとって、彼らが今でも本命だ」

また、直近のクラシコ3連勝という好結果も、「それは何の意味もない」と、今回の大一番に向けたプラス材料にはならないと考えている。

「おそらく、それは我々にとって自信を生むかもしれないが、彼らはよりリベンジへの気持ちを強めるはずだ。彼らは間違いなく我々にダメージを与えてくるだろう」

「1stレグのような戦い方ではなく、我々はスーペル・コパやリーガのようにボールを支配することにトライすることになる。ただ、我々はマドリーの基準をまったく持ち合わせていない」

会見を通して宿敵へのリスペクトを強調してきた元スペイン代表MFだが、最後にはトロフィーへの強い渇望の言葉で締めくくっている。

「これは我々にとって決勝だ。実際は準決勝だが、それは多くのことを意味する」

「コパ・デル・レイの決勝に進出するチャンスであることに加えて、永遠のライバルを倒すチャンスでもあり、2倍の価値がある」

「我々はトロフィーと成功に飢えている。我々は今季すでに1つ持っているが、今はさらに2つほしい。昨季からの道のりを覚えておく必要があるが、目標は常にトロフィーを獲得することだった。それが私にプレッシャーを与えてきたことも理解しているが、それこそがバルサなんだ」

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