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名古屋が浦和サポーターの重大な違反行為を報告、禁止エリアへの侵入、暴行、威嚇行為…さらに浦和側の情報発信にも不信感「信頼関係を失墜する行為」

超ワールドサッカー / 2023年4月10日 20時53分

写真:Getty Images

名古屋グランパスは10日、浦和レッズサポーターの違反行為を報告した。

9日、明治安田生命J1リーグ第7節で名古屋と浦和が対戦。豊田スタジアムで行われた試合は、両者決定機を生かせず0-0のゴールレスドローに終わった。

名古屋は10日に浦和サポーターの重大な違反行為を6つにわけて報告している。

1.立ち入り禁止エリアへの侵入(Sスタンド2F前列および同中央大型ビジョン前エリア)

2.横断幕掲出不可エリアへの横断幕掲出(同上)

3.事前の申請・許可なくSスタンド2Fの座席への装飾物貼り付け

4.警備員への頭突き・胸倉をつかむなどの暴行行為、並びに名古屋サポーターへの威嚇行為

5.禁止エリアの横断幕撤去を行おうとする弊クラブスタッフ・警備員に対する「横断幕を撤去すれば乱闘も辞さない」などの威嚇・恐喝発言

6.上記違反行為者に対する強制退場命令の拒否

「名古屋グランパスでは、入場ゲートの開場直後に1、2、3の事象が発生したことを確認し、警備スタッフによる対応をおこなっていたところ、4の事象が発生いたしました」

「その後、マッチコミッショナー・Jリーグおよび浦和レッズと両チーム実行委員同席の元で協議を行い、Jリーグ関連規則に則ってホーム・アウェイ両クラブで該当事象に対応することを確認いたしました。浦和レッズよりキックオフ前に1、2、3の事象が解決されるように対応する旨の申し出がありましたが、キックオフ10分前の時点で事案が解決されなかったため、ホームクラブでの対応を行ったところ、5、6の事象が発生した経緯となります」

「試合後に再び同様の出席メンバーで上記違反行為の事象および事実確認を行い、違反行為を行った該当者に対しては、浦和レッズが該当者を特定した上で、Jリーグ罰則規定に則った厳正な処分を行うことを確認しております」

今回の試合開催では、ゴール裏の運用で試合開催前から問題が発生。チケット発売後に運用を変更することが決定し、多くの混乱を招いていたが、浦和側の情報発信が誤解を与えるものになっていたとも言及している。

「なお、今回チケット発売後にSスタンドの運用変更を行ったことでご迷惑をおかけした浦和レッズサポーターおよび名古屋サポーターの皆さまにあらためてお詫び申し上げます」

「しかしながら、試合時に発生した上記の違反行為は、運用変更における当クラブの瑕疵と独立した試合運営規則の違反行為であり、多数のご来場者ならびに運営スタッフの安全・安心を脅かす行為で、決して許されものではありません」

「また、Sスタンド運用変更に伴う浦和レッズの各種発信においては、クラブ間で合意した内容を独自に書き換え、以下のように事実と異なる認識を与えてしまう発信となることがありました」

・「アウェイ応援席」の座席位置について、3/18(土)のチケット発売前には名古屋グランパスと浦和レッズ両クラブ間で確認を終え、その後3/19(日)の浦和レッズ発信から試合開催まで追加の協議を行った事実はないにもかかわらず、2階から1階への座席位置変更の協議を継続しているかのような発信

・チケット振替の対応について、当初から振替に必要な座席数を確保し、試合当日のスタジアムでは名古屋グランパスが対応することを両クラブで確認を終えていたにもかかわらず、浦和レッズのスタッフが振替対応を行うと誤認させるような発信

名古屋は浦和の対応、そしてサポーターの違反行為について厳しく追及しており、「クラブ間の信頼関係を失墜する行為として、大変遺憾に思っております」としている。

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