CLベスト4進出に王手のミラン、ピオリ監督は「今のポジションに満足しているが…」

写真：Getty Images

ミランのステファノ・ピオリ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)に向けた意気込みを語った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。

18日に行われる敵地でのCL準々決勝2ndレグで、ナポリと対戦するミラン。ホームでの1stレグはMFイスマエル・ベナセルのゴールによって1-0で制しており、引き分け以上で2006-07シーズン以来のベスト4進出が決定する。

試合に先立って行われた記者会見で、ピオリ監督はここまで到達したチームに満足感を示しつつ、さらなる高みに到達したいと意気込みを示した。

「これから先どうなるかはわからないが、我々は今立っているポジションに満足している。我々の長い旅はまだ途中だが、チームは良くやっているだろう。ただし、エッフェル塔に上ったときと同じで、たとえ眺めが良くても2階では満足できない」

「1stレグでもセリエAでも、スロースタートの代償を支払うことはあった。だから、今回は違うスタートを切らなければならない。我々は様々な状況を読み、試合中に刻々と変化する瞬間を理解しなければならないだろう」

「ナポリが我々を押し込んでくるようなら、うまく対応しなければならない。同時に、我々にはチャンスを作り出すクオリティがある。だからこそ、訪れたチャンスは活かすようにしたい」

「スタジアムの良い雰囲気は、それがたとえ自分たちに不利な状況を作ったとしても、より強い意志と注意力を持つことに役立つ。我々のチームはまだ若いが、すでに多くの経験を積んできた」