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約322億円でもヤマルは売らない! PSGが巨額準備もバルセロナの姿勢変わらず

超ワールドサッカー / 2024年3月9日 22時8分

バルセロナはどれだけ大金を積まれてもスペイン代表FWラミン・ヤマル(16)を売却しないつもりのようだ。スペイン『マルカ』が報じた。

バルセロナのカンテラ出身で、クラブ最年少デビュー記録や最年少先発記録、スペイン代表での最年少デビュー記録や最年少ゴール記録を塗り替えてきたヤマル。チャビ・エルナンデス監督の下ですっかり主力に定着しており、直近のラ・リーガ第28節マジョルカ戦では鮮やかなゴールを決め、勝利の立役者となっていた。

そんなヤマルに対しては、フランス代表FWキリアン・ムバッペのレアル・マドリー移籍が確実視されているパリ・サンジェルマン(PSG)が注目しているとのこと。エース退団のダメージを最小限に抑えるために全力を尽くす構えのようで、後任候補にヤマルも挙げており、サッカー史上2番目の移籍金となる2億ユーロ(約321億9500万円)を支払う準備もあるという。

ヤマルの代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏は、バルセロナのジョアン・ラポルタ会長にPSGの意向をすでに伝達。近年悩まされている慢性的な財政難やサラリーキャップ制限は、ヤマルを2億ユーロで売却すれば即時解決となるようだが、バルセロナは売却しない姿勢を貫いているようだ。

クラブはヤマルのことを、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの次にラ・マシアから生まれた最大の価値の持ち主と評価。財政問題の短期的な解決を望んでいないこと、戦力的な観点からも過ちとなることから放出を考えていない模様だ。

なお、2023年10月にヤマルとの契約を2026年夏まで延長したバルセロナは、この16歳の契約解除金を10億ユーロ(約1609億7300万円)に設定。ビッグタイトルが狙える位置に戻るべく、未来の大エースと共に歩んでいく所存だ。

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