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超大型補強続けたチェルシーが勝ち点剥奪の危機を回避するため2選手を売却か? 結果伴わず、巨額の損失の可能性回避へ

超ワールドサッカー / 2024年3月31日 20時55分

チェルシーがフィアナンシャル・フェアプレー(FFP)の準拠のため、今夏2人の選手を放出する可能性が高まっているようだ。イギリス『タイムズ』が報じた。

今シーズンはマウリシオ・ポチェッティーノ監督を迎えたものの、28試合を終えて11位と低迷中。2シーズン続けて苦しいシーズンを送っている。

トッド・ベーリー氏がオーナーを引き継いでから全てが上手くいっていないチェルシー。大量の資金を投入して獲得した選手たちも期待ほどの活躍は見せておらず、クラブは補強に資金を投じすぎたせいでプレミアリーグの収益性と持続可能性に関する規則(PSR)違反の危機にさらされている。

すでにエバートン、ノッティンガム・フォレストが勝ち点剥奪の処分を受けている中、チェルシーは選手売却によって今シーズンの収支を改善しにいく可能性があるという。

プレミアリーグは3年間で1億500万ポンド(約200億8000万円)の損失を上限としているが、チェルシーがこの上限に抑えるためには1億ポンド(約191億円)を大幅に超える収入が必要な状況だという。

その中で売却されると報じられているのが、キャプテンを務めるイングランド代表DFリース・ジェームズ(24)と、イングランド代表MFコナー・ギャラガー(24)の2人だ。

ジェームズはクラブ生え抜きで、チャンピオンズリーグ優勝も経験している選手。しかし、ケガで現在は悩まされており、今シーズンのプレミアリーグでは8試合の出場に終わっている。

なお、ジェームズに対してチェルシーは8000万ポンド(約152億9000万円)の値段をつけているようだ。

一方でギャラガーについてはトッテナムやウェストハムが獲得に関心を寄せている状況。2025年夏に契約が満了を迎えるため、ギャラガーとの新契約を結ぶか、今夏売却するという2つの方法が考えられている。

信じられない金額で2シーズンにわたって選手を補強してきたチェルシー。一方で、チームは2桁順位を続けるなど、近年では最悪の成績が続いている状況、CLに出場できないことなどで収入も減っており、一度スリムにする必要はありそうだ。

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