“生ける伝説”とはこの男…ジローナの37歳ストゥアーニ、錆びぬ決定力と勝負勘を2つのデータが証明
超ワールドサッカー / 2024年4月1日 21時5分
ジローナの元ウルグアイ代表FWクリスティアン・ストゥアーニ(37)。“生ける伝説”とは、まさにこの男を指す言葉だ。
ラ・リーガファンお馴染みのストゥアーニ。2017-18シーズンのジローナ加入時点ですでに30歳だったストライカーは、そこから約7年、2部リーグ生活3年間を経てもなおクラブにとどまり、通算245試合129得点という数字を積み上げる。
さすがに昨季あたりから途中出場がメインとなり、今季大躍進ジローナの現エースは、ストゥアーニより11歳年下でラ・リーガ16得点のウクライナ代表FWアルテム・ドフビク。だが、スーパーサブと化したストゥアーニの決定力、そして勝負勘が錆びついたわけではない。
今季のストゥアーニはラ・リーガで28試合8得点、コパ・デル・レイでは5試合5得点をマーク。ラ・リーガにおける8得点中6得点は、75分以降の途中出場からであり、ストゥアーニがゴールを決めた6試合(先発1試合)でジローナはなんと6戦全勝なのだ。
3月31日に行われた直近の第30節レアル・ベティス戦では、2-2で迎えた82分に投入され、90+2分に劇的決勝ゴール。3位ジローナは2位バルセロナとの勝ち点「2」差をキープすることに成功した。
試合後、ミチェル監督はストゥアーニについて「クラブ史で最も重要な選手。彼自身がそれを、身をもって証明し続けている。彼はクラブの魂であり、私はボスとして彼をやる気にさせる必要もない。平時から卓越したメンタリティを持っているからね」などと最大級の賛辞を送った。
また、スペイン『Relevo』によると、37歳ストゥアーニは、欧州5大リーグにおける90分間あたりのゴール数(今季)で5位にランクイン。ロベルト・レヴァンドフスキやアーリング・ハーランドを上回る数値を記録しているのだ。
この男をサッカーの世界における“生ける伝説”と言わずして、なんと呼ぶべきか。財政に乏しいジローナの大躍進…根底には、ミチェル監督も言及した「ストゥアーニの魂」があるのだろう。
◆90分間あたりのゴール数(欧州5大リーグ)
1位 セール・ギラシー 1.31
2位 ハリー・ケイン 1.17
3位 キリアン・ムバッペ 1.13
4位 ラウタロ・マルティネス 0.98
5位 クリスチャン・ストゥアーニ 0.96
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ドフビク4戦連発のジローナが2連勝! CL出場権獲得へまた一歩前進【ラ・リーガ】
超ワールドサッカー / 2024年4月27日 23時6分
-
ジローナがクラブ史上初の欧州カップ戦出場へ…狙うはCL「私たちはもう一歩踏み出したい」
ゲキサカ / 2024年4月21日 12時16分
-
躍進ジローナが来季の欧州カップ戦に! ミチェル監督も歓喜 「今日は祝う日」
超ワールドサッカー / 2024年4月21日 11時55分
-
オサスナ主砲ブディミルに悲劇…痛恨PK失敗のバレンシア戦で肋骨を骨折…
超ワールドサッカー / 2024年4月17日 8時0分
-
【ラ・リーガ第31節プレビュー】アトレティコvsジローナの上位対決! CL第2戦&クラシコ控える2強は格下と対戦
超ワールドサッカー / 2024年4月12日 19時0分
ランキング
-
1大谷2安打、ドジャースは18年ぶりの“珍快挙”達成 「44-0」を報じた米記者「最後は2006年」
THE ANSWER / 2024年4月30日 13時48分
-
2「韓国に負けた日本が五輪出場」韓国メディア、日本と対照的な自国は...「五輪出場叶わぬ衝撃的な結果に」
J-CASTニュース / 2024年4月30日 14時42分
-
3日本の攻撃陣躍動「韓国と対照的」 枠内シュート10本、海外メディア称賛「揺さぶった」
FOOTBALL ZONE / 2024年4月30日 10時10分
-
4好きな歴代男子フィギュアスケート選手ランキング! 3位「宇野昌磨」、2位「高橋大輔」、では1位は?
オールアバウト / 2024年4月28日 20時35分
-
5大谷翔平に「1093億円を支払った理由が判明した」 止まらぬ日本企業進出に米驚愕
Full-Count / 2024年4月30日 14時3分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください