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チャビ監督続投のバルセロナ、レヴァンドフスキのハットなどで10人のバレンシアとの打ち合いを制す!【ラ・リーガ】

超ワールドサッカー / 2024年4月30日 6時10分

バルセロナは29日、ラ・リーガ第33節でバレンシアと対戦し4-2で勝利した。

首位レアル・マドリーとの“エル・クラシコ”で逆転負けを喫した3位バルセロナ(勝ち点70)は、その試合のスタメンから負傷したF・デ・ヨングをフェルミン・ロペスに変更した以外は同じメンバーを採用。3トップにヤマル、レヴァンドフスキ、ハフィーニャを並べた[4-3-3]の布陣で試合に臨んだ。

8位のバレンシア(勝ち点47)に対し、ボールの主導権を握るバルセロナだが、[4-4-2]のコンパクトな守備陣形で守る相手の集中した守りの前になかなか決定機まで持ち込めず時間が経過していく。

それでもバルセロナは最初の決定機でスコアを動かす。22分、ボックス左横に抜け出したカンセロのバックパスを受けたハフィーニャがピンポイントクロスを供給。これを走り込んだフェルミン・ロペスの頭で合わせると、シュートがゴール右隅に吸い込まれた。

先制したバルセロナだったが、27分にミスから失点する。ペテルのロングパスからウーゴ・ドゥロがDFの裏に抜け出すと、飛び出したGKテア・シュテーゲンがクリアミス。このボールを奪ったウーゴ・ドゥロが無人のゴールにシュートを流し込んだ。

試合を振り出しに戻したバレンシアは36分にも決定機。GKママルダシュヴィリのロングフィードがそのままバルセロナDFの裏に流れると、これに反応したペテルがボックス右でアラウホに倒されPKを獲得。このPKをペペルが真ん中に沈め、逆転に成功した。

1点を追いかける展開となったバルセロナは、前半追加タイムに数的優位を得る。ガシオロフスキがGKママルダシュヴィリにボールを下げたところをヤマルが猛追。GKママルダシュヴィリのトラップが大きくなったところを奪い、チップキックでかわそうした浮き球がボックス外へ飛び出したGKの左手に当たると、オンフィールドレビューの末にGKママルダシュヴィリにレッドカードが提示された。

1点ビハンドで前半を終えたバルセロナは、ハーフタイムでクリステンセンとパウ・クバルシを下げてセルジ・ロベルトとイニゴ・マルティネスを投入。すると49分、ギュンドアンの左CKをニアサイドのレヴァンドフスキがヘディングでゴール右隅に流し込み、後半開始早々に同点に追いついた。

その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、拮抗した展開が続く。それでもバルセロナは82分にエースが再びネットを揺らす。ギュンドアンの左CKをゴール前のアラウホが競り合うと、当たり損なった浮き球をゴール左手前のレヴァンドフスキが頭で押し込んだ。

勝ち越しに成功したバルセロナは、試合終了間際の93分にもレヴァンドフスキが直接FKでゴールネットを揺らし、そのまま4-2でタイムアップ。レヴァンドフスキのハットトリックなどでバルセロナが10人のバレンシアとの打ち合いを制した。

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