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鈴与シンワート、サピエンステクノロジーが「S-Port Cloud Vシリーズ」を採用

週刊BCN+ / 2023年12月7日 10時40分

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 鈴与シンワートは12月7日、イスラエル製のローコード開発ツール「Sapiens eMerge」の国内総販売代理店で、クラウド型サービスとして開発した青果卸売市場向け販売管理システム「VF emerge」を展開するサピエンステクノロジー・ジャパンが、「S-Port Cloud Vシリーズ(IaaS)」を導入したと発表した。

 卸売市場業界では、ハードウェアの入れ替え時期にシステムを更新する企業が多く、ハードウェアとのセット売りというイメージが強くあった。サピエンステクノロジー・ジャパンでは、顧客から「ハードウェアのリソース管理などに業務負荷を感じている」という意見を聞き、「PCさえあれば業務ができる」「クラウドサービスでハードウェアのリソース管理から解放される」をキャッチコピーに「VF emerge」の開発、販売を開始した。

 クラウドサービスの選定については、AWSやAzureといったメガクラウドも検討したが、運用に自社社員のリソースが必要となるため、販売拡大に向かないと判断し、データセンターを運用するクラウドサービス事業者を中心に選定を行った。

 VF emergeのファーストユーザーは遠方にある企業で、また、担当者がシステムに詳しい人だったため、サピエンステクノロジー・ジャパンの営業担当者や技術者では回答が難しい事項が多く、企画・提案段階から課題を抱えながらのビジネススタートとなった。そこで、鈴与シンワートの営業担当者へ相談したところ、遠方にもかかわらず複数回にわたり同行してもらい、顧客の安心感を得ることができたという。そして、数社のクラウドサービス提供事業者を比較検討した結果、価格面、拡張性、支援体制や営業担当者の親身な対応を含め最も高評価であった鈴与シンワートのS-Port Cloud Vシリーズの採用を決定した。

 VF emergeを導入する青果卸売市場の増加にともない、安定した品質でサービス提供ができるように、データベース、ストレージ、ITインフラの構成などを検討する必要があった。鈴与シンワートでは、サピエンステクノロジー・ジャパンが提示する構成案について相談にのることで、適宜ITインフラ構成の調整を図っている。

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