S＆I、メディア4uと法人向けSMSサービス「メディアSMS」で代理店契約

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　エス・アンド・アイ（S＆I）は12月12日、メディア4uと法人向けSMSサービス「メディアSMS」で代理店契約を締結したと発表した。

　SMS（ショートメッセージサービス）は、メールや電話などの従来の連絡手段に比べて送る手間が少ないうえに、到達率・開封率・返信率が高く、顧客へ効率的にコンタクトを取れる手段として注目を集めている。

　メディア4uが提供しているメディアSMSは、全キャリア（ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル）で、長文SMS送信やチャットのようなやり取りができる双方向SMSサービス。導入社数は約5000社（10月時点）、国内法人向け配信数シェアNo.1（21年度実績：デロイト トーマツ ミック経済研究所株式会社「ミックITリポート2022年10月号」）の実績がある。日本の携帯電話事業者との直接接続と、独自開発された高精度のMNP（モバイルナンバーポータビリティ）判定システムにより、高い到達率を実現している。

　また、API接続によりシームレスにシステムに組み込むこともできるため、コンタクトセンターの「あふれ呼」対策や、顧客に適切な情報を送信するためのコンタクトツールとして活用されている。

　S＆Iでは、メディアSMS単体での提供だけでなく顧客の要件に応じたカスタマイズにも対応する。とくに、CRMツールやPBX／CTI基盤と連携して利用することで、必要な情報や電話では伝えづらい情報を通話しながら案内できるようになるほか、メッセージの送受信履歴の管理なども適切に行えるようになる。今回の代理店契約により、コンタクトセンターでの顧客の負担を最小限に抑えるエフォートレス体験の実現を促進し、顧客満足度の向上と顧客の新たなビジネス創造を支援していく。