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日本事務器、健診センター向けクラウド型健診システム「CARNAS &g」提供へ

週刊BCN+ / 2023年12月25日 15時5分

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 日本事務器(NJC)は、疾病予防や生活習慣病の重症化予防など、健康寿命の延伸を目的としたヘルスケアデータの利活用が加速するなか、健診施設や受診者をサポートするための健診システムとして、「CARNAS &g(カルナス アンジー)」の提供を12月25日から開始する。CARNAS &gは「CARNASシリーズ」のクラウドサービス第2弾となる。

 CARNAS &gは、将来を見据え、標準化対応が可能なクラウド型の健診システム。これまでのオンプレミス型総合健康管理システム「CARNAS」に搭載していた基本業務機能に加えて、日々の業務を行ううえで大切な連絡事項の見落とし防止や、操作に困った際にすぐに画面からサポートセンターへ問い合わせが行えるなど、UI(ユーザーインターフェース)デザインに工夫を凝らし、職員スタッフの利便性向上につながる機能を新たに搭載した。

 具体的には、職員スタッフが業務を始める際に必要な情報を1画面にまとめた。TOP画面には、健診の予約状況が確認できるカレンダーや健診ごとの受診者状況、機材の稼働状況、受付状況が一目で確認できるダッシュボード、職員スタッフ間での伝言・引き継ぎに利用できる付箋メモ、その日の受診者の中に注意喚起が必要な人(VIP・インシデント対象者など)が一目でわかるアイコンなどを搭載している。

 定期的な機能強化などのアップデート情報やシステムメンテナンスなど、同社からの通知を素早く確認できる「お知らせ機能」を提供。定期的に実施される制度改正情報などもCARNAS &gを利用する職員スタッフに通知されるため、すべて同じタイミングで情報共有できる。

 システムの操作に迷った際には「お問い合わせフォーム」からいつでも相談できる。CARNASサポートセンターでユーザーからの質問に速やかに答え、業務をスムーズに遂行できるよう支援する。

 オプション機能の「WEB予約サービス」を追加すると、受診者がPCやスマートフォンから、所属事業所・契約内容に応じた健診コースを選択可能となり、スムーズに予約できる。施設の予約の空き枠にリアルタイムで連動するため、なかなか予約電話がつながらない、日中になかなか予約が入れられない、といった理由による機会損失をなくし、予約担当職員スタッフの負担を軽減する。

 同社は、健診システムの「標準化」を念頭に、CARNAS &gを健診に関わるあらゆるデータのプラットフォームとして提供していく考え。クラウド型であることを生かし、常に新しい機能の提供、安全性を考慮したセキュリティ対策、事業規模に応じたフレキシブルなプランで顧客の健診事業の価値向上に向けて、DX化の推進と受診者のリピート率向上をサポートしていく。

 今後は、電子カルテ連携・巡回機能・WEB問診サービス・WEB結果参照サービスなどの機能追加を計画。加えて、国の政策方針や動向を注視し、利用する健診機関に寄り添いながら、引き続きサービスをブラッシュアップしていく。

 税別価格は、最小プランが月額8万5000円から。年間の健診実施数により契約プランを選択できる。また、月額費用のほか、導入時の初期費用が別途必要となる。同社では、今後3年間で100施設の利用を予定している。

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