理経とネットウエルシステム、健康指標値測定システム「DoHISe」を薬進に提供
週刊BCN+ / 2024年1月22日 16時51分
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薬進、理経、ネットウエルシステムは1月22日、理経とネットウエルシステムが取り扱う、PCやスマートフォンを用いて非接触で日々の健康状態の計測・記録を行う健康指標値測定システム「DoHISe(ドゥハイス)」を薬進に提供し、薬進が同システムの実用化を目指した実証実験(PoC)を開始すると発表した。 薬進は、NuraLogix Corporation(本社カナダ、ニューラロジックス)が開発した健康状態の計測・記録を可能にするソリューションと連携したDoHISeを用いて、調剤薬局市場をはじめ、病院・診療所市場、介護施設・居宅サービス関連市場、健康保険組合・国民健康保険・共済組合・地方自治体関連含むさまざまなヘルスケア市場への展開を目指し、それぞれの現場での実証実験を行う。理経とネットウエルシステムは、この実証実験のサポートを積極的に行っていく。
DoHISeは、NuraLogixソリューションをはじめとしたさまざまな計測ソリューションとシームレスに連携し、計測を含めてすべてブラウザから利用できるクラウドサービス。スマートフォンやタブレットなどのデバイスを準備するだけで利用可能となる。利用者の履歴情報閲覧機能や管理者による利用者管理機能などを有し、連携したさまざまな測定履歴データの記録・確認などを通じてヘルスケア意識向上を支援する。
NuraLogixが開発したソリューションは、PCやスマートフォン、タブレットのカメラで顔を30秒間撮影するだけで、手軽に日々の健康状態の計測・記録を可能にするソリューション。経皮光学の技術を応用して、カメラで撮影した顔の動画から抽出した血流データをAIで解析し、心拍数やストレスレベルの推定値を算出する。ユーザーはスマートフォン・PCのカメラから顔の動画を撮影するだけで利用でき、特別な計測機器は不要。
今後は、NuraLogixのソリューション以外のさまざまな計測ソリューションともDoHISeを連携することを目指す。
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