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ALSI、情報漏えい対策シリーズの最新版「InterSafe ILP Ver. 8.6」の提供を開始

週刊BCN+ / 2024年4月25日 14時16分

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 アルプス システム インテグレーション(ALSI)は、情報漏えい対策シリーズ「InterSafe ILP Ver. 8.6」の提供を4月24日に開始した。 今回のバージョンアップでは、ファイル自動暗号化製品「InterSafe FileProtection」のCADソフトへのファイル自動暗号化機能を強化したほか、Azure Virtual Desktopにも対応した。これにより製造業や建設業などCADファイルをよく利用する法人や、仮想デスクトップ環境でも安全なファイル運用を行うことができ、またリモートバックアップによるランサムウェア対策などを強化することが可能になる。

 生産性向上や働き方改革などさまざまな背景によりDX化が進む中、これまで外部ネットワークを利用しないことを前提にシステムを構築してきた製造業や現場での作業が多い建設業でも、DXの推進が求められている。一方で、製造業や建設業はサイバー攻撃を受けてしまうと、工場の停止や工事作業の停止などランサムウェアの被害範囲や規模が大きいためサイバー攻撃の標的になりやすい業種でもある。

 こうした状況を受け、製造業では「工場システムにおける、サイバー・フィジカル・セキュリティ対策ガイドライン」、建設業では「協力会社における情報セキュリティガイドライン」など、関係省庁・業界団体が策定する各種ガイドラインで、万が一の際にデータ復旧の可能性を高める定期的なバックアップなど、さまざまな対策が必要とされている。

 新バージョンのInterSafe ILP Ver. 8.6では、製造業・建設業でよく利用されるCADソフトへの対応強化や、Azure Virtual Desktopによる仮想デスクトップ環境への対応など、よりレベルの高いセキュリティー対策を実現するための機能を強化した。InterSafe ILPは、すでに多くの製造業や建設業の法人に導入されているが、今回のバージョンアップでより簡単に各種ガイドラインの基準を満たすことが可能となった。

 バージョンアップの主なポイントとして、製造業で欠かせないCADソフトがInterSafe FileProtectionの「動作実績ありアプリケーション」に追加された。これにより、ローカル/サーバー上のCADファイルを暗号化してCADソフト利用時も安全に運用できるようになった。また、アプリケーションの拡充にともない、初期設定項目を簡素化し簡単に運用を開始できるようになった。

 このほか、Azure Virtual Desktopにも対応し仮想デスクトップ環境でも簡単に暗号化が可能になったほか、管理機能を拡充しファイルダウンロード時の仕様改善やアラート機能の強化などの利便性が向上し、簡単で手間の少ないセキュリティー環境を実現できるようになった。

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