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知られざる都内の桜絶景スポットで、ゆっくりお花見

Woman.excite / 2016年3月26日 16時0分

写真

荒川の桜

そろそろ今年もお花見シーズン! みんなでワイワイお花見をするのもいいですが、誰にも知られていない場所で、心静かに眺めるのもいいですよね。


(c) ogawaay - Fotolia.com



そこで都内にある、あまり知られていない桜の絶景ポイントをご紹介します。

■電車の中からながめる絶景の桜!
通勤でよく使う電車のなかからも、絶景の桜を見ることができるんです。たまにはスマホではなく、窓の外を眺めてみると、すてきな景色に出会うことができるかもしれません。

1:JR中央線・総武線 市ヶ谷・四ツ谷の外堀の桜
中央線の下りで新宿方面に向かう途中、市ヶ谷を過ぎたあたりから右手に見えてくる桜並木。この路線は中央線の上下線、総武線の上下線の合わせて4路線が並行して走っています。

都心のど真ん中にあって、車窓からこれほどの桜がみられるのはおそらくここだけでしょう。おすすめは、この区間の各駅に止まる総武線。車窓からだけでなく、ぜひ一度降りて桜の下を歩いてみてください。

きっとお気に入りのスポットになるはず!

2:東京メトロ丸ノ内線 赤坂見付・四ッ谷駅ホーム
四谷三丁目方向に向かう路線のホームの最後尾あたりに、毎年きれいに咲く桜の木があります。

東京メトロ丸ノ内線は新宿方面に向かう途中、神田川を渡る際に一瞬地上に出ます。この時、進行方向右側の窓を、ななめ上方向に見上げると、お寺の門を背景に一本だけ桜の木が見えます。

その桜を一瞬チラリと見たかと思うと、四ッ谷駅に到着します。時間があればぜひともホームに降りて、春風に吹かれながら桜を眺めてみてはいかがでしょうか。

■地元民に愛される「小松川千本桜」
江戸川区は知る人ぞ知る、お花見にもってこいの桜が植樹されている公園がたくさんある区です。 その中でもいま地元で人気が出てきているのが、小松川千本桜です。

都営新宿線の東大島駅で下車し、荒川方面に徒歩で5分ほど。かつてスーパー堤防事業で整備された荒川の堤防に、南北2キロメートルに渡り、約1000本の桜を植樹してできた公園があります。

川沿いにある小松川千本桜は、天気に恵まれると川から吹く春のそよ風とあいまって、とても気持ちのいい公園です。 桜の季節には、江戸川区主催の桜祭りも開催されています。屋台や写真展、ポニーの乗車など、家族連れで行っても楽しめるイベントです。

<小松川千本桜まつり>
開催日時:2016年4月3日(日)10:00~15:00
場所:小松川千本桜堤(都立大島小松川公園・自由の広場前)
料金:無料
夜桜:ライトアップ 18:00~21:00
お問合せ:江戸川区役所小松川事務所地域サービス係/TEL:03-3683-5183




■写真集で桜を堪能する
近年、仙台を活動拠点にしている写真家・大沼英樹氏が手がける、桜をテーマにした写真集が話題となっています。

大沼英樹氏は日本全国の桜を、南から桜前線と共に北上し、撮影して回っています。そんな大沼氏が刊行した、桜がテーマの写真集が『それでも咲いていた千年桜―大沼英樹写真集』(窓社)です。

この写真集は、2011年3月の東日本大震災の際に、シャッターを押すことに葛藤しながらも力強く咲いた桜を収めた一冊です。

大沼氏が写し出す桜のうつくしさは、見るものの心を揺さぶります。 発災直後、津波の被害にあいながらも懸命に咲き誇った桜の木々たち。桜を撮り続けてきた大沼氏ならではの視点で、まるで桜が人を励まし、語りかけているような情景を鋭く描写しています。

今年で震災から5年。被災地では今年も元気に桜は咲きます。

桜の花は厳冬に耐え、春に優しい色の花びらを咲かせます。その姿はどこか、人間の生きざまに重なる部分があります。今年も寒さを乗り越えた桜たちは、自分らしくうつくしく咲き誇ります。
 
 
(ありちたかひこ)

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