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「友達がいないとかわいそう」は親のエゴ…? ニロの誘いを断り続ける息子に教わったこと【迷惑な隣人 Vol.14】

Woman.excite / 2022年5月28日 11時0分

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■前回のあらすじ
裁縫が終わった頃、現れたご近所ママ。最初からやらせるつもりだったのでは…と怒りが収まらず。そんな中、長男のイチとニロの関係に気になることが…。ニロの遊びのお誘いをイチが初めて断ったのでした。


















イチの訴えは悲痛だった。私は気持ちを全然分かってあげられてなかった…。本当に自分にどすこいしまくりました。

静かなところが好きなイチにしたら、常に叫び声や雑音がある幼稚園で、先生の言うことを聞いて、やりたくもない絵を描かされたり、歌わされたり…、みんなのリズムに合わせて生活するのが精一杯。毎日神経をすり減らしていて、お友達どころじゃなかったんだ…。

そんな気持ちにも気づかず、「イチはひとりぼっち、誰かと遊びたいはず」と自分の気持ちをイチに押し付けていた…。自分を永遠に往復ビンタしたい。

よく考えてみれば私も小学校入学時に「友達100人…」の言葉を聞いて、寒気がしたのを思い出した。小さい頃は友達を欲しいと思ったことはあまりなく…。3年生くらいになってやっと友達が欲しいと言う気持ちが芽生え、だけどどうやって作ったらいいのか全然わからなくて戸惑った、という思い出がある…。

だから誰もが友達を欲しいというわけではない、というのは自分が一番よくわかっていたはずなのに…!

ニロとはほぼ毎日、2ヶ月ほど遊んでいました。最初はイチも初めてできたお友達という存在が目新しくて遊んでいたんだと思います。(ニロと遊ぶともれなく飴ちゃんやテレビゲームがついてきたこともあり…)

でも、ニロの気持ちもわかる分、切なくなってしまうのでした…。


(ケイコモエナ)

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