【個別インタビュー】ミュージカル界の皇太子イム・テギョン「ミュージカルはハマったら出られない沼!? 」
Wow!Korea / 2014年4月3日 9時56分
魂を揺さぶる天使の歌声で、数多くのミュージカル作品を通じて、観客を感動させてきたミュージカル界の皇太子イム・テギョン。2005年、韓国ミュージカル「炎の剣」で主役デビューを果たし、2006年には日本で韓国ミュージカル「冬のソナタ」のカン・ジュンサン役を演じ、日本でも話題を呼んだ。その後、韓国で「ハムレット」「ロミオとジュリエット」「モーツァルト!」「皇太子ルドルフ」「モンテクリスト伯」「ウェルテルの恋」などに出演し、ミュージカル界では「歌唱力No.1」、「Heaven’s voice」の異名を持つほどの実力者であり、美声の持ち主として、今なお韓国で注目を浴びているトップ俳優だ。
そんな彼の待望の日本デビューアルバム「All This Time~時を経て~」が3月5日にリリース。日韓同時発売となる今回のアルバム発売を記念し、3月26日と27日、都内にてCD購入者を対象にしたスペシャルイベントを開催するため来日したイム・テギョンがイベント直前、単独インタビューに応じてくれた。
インタビュールームに入ってきたイム・テギョンとあいさつを交わし、インタビュー取材をさせていただくのは今回で2度目だと告げると、「覚えていますよ!」と気さくな笑顔を見せたイム・テギョン。優しく穏やかな声のトーンで、日本デビューアルバムやミュージカルについて、率直な想いをたっぷり語ってくれた。
-アルバム「All This Time~時を経て~」には6曲が収録されていますが、数多くの曲の中からこの6曲を選曲した理由を教えてください。
僕はミュージカル俳優であり、クロスオーバー歌手ですが、このアルバムを聴いたとき、そういう説明がなくても、僕がミュージカル俳優で、クロスオーバー歌手だと思われるような曲を厳選しました。
-今回はプロデュースも手掛けたそうですね。大変だった点はありますか。
人というのは、満足するということが難しいじゃないですか。もっとうまくやりたいし、カッコよくやりたいという欲が出ますよね。だからといって、これも気に入らない、あれも気に入らない、と自分の主張ばかりしているとアルバムを作れないので、スタッフと相談しながら、欲を出し過ぎず、そのバランスを取るのが大変でした。でも、プロデュース作業は楽しかったですね。
-タイトル曲「All This Time」(ミュージカル「モンテクリスト伯」より)はミュージカルでは、女性のソロ曲でした。これをタイトル曲にしようと思ったのはどうしてですか。
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