10周年のミュージカル「ヘドウィグ」、チョ・スンウら歴代スター総出演

ヘドウィグを演じるチョ・スンウ

多くのマニア層ファンを持つロックミュージカル「ヘドウィグ」がことし10周年を迎え、韓国俳優チョ・スンウやパク・コニョンなど歴代の人気出演者を再び集結させることがわかった。

ミュージカル制作会社ショーノートは来月13日から三成洞（サムソンドン）白岩アートホールで公演される「ヘドウィグ」10周年記念公演にチョ・スンウ、パク・コニョン、ソン・ヨンジン、ソン・スンウォンが出演すると4日、明らかにした。

「ヘドウィグ」の夫イツァーク役にもイ・ヨンミ、ソ・ムンタク、チョン・ヘソン、チェ・ウリなどこれまでファンに最も愛されていた俳優らが再びキャスティングされた。

東ドイツ出身のトランスジェンダーのロック歌手ヘドウィグの話を描いた同ミュージカルは2005年4月12日に韓国で初演してから今まで計8回のシーズンを経ており、マニア層の熱狂的な支持を得てきた。

有名俳優たちが経験していった作品としても有名だ。チョ・スンウやソン・チャンウィ、ユン・ドヒョン、キム・ドンワン、パク・コニョンなどスターがわれ先にと出演しただけでなく、オ・マンソクやオム・ギジュン、チョ・ジョンソク、キム・ダヒョン、ソン・ヨンジン、ソン・スンウォンなどはこの作品を通じてスターダムに上がった。

しかし現在のバージョンの「ヘドウィグ」を見るのは今回が最後になる見通しだ。元々ニューヨーク・ブロードウェイ郊外の小劇場で始まった「ヘドウィグ」が先月29日からブロードウェイで新しい姿で公演を始めたためだ。

ショーノートの関係者は「現在のバージョンは今回を最後にして、新しいバージョンを来年か再来年に韓国に持ち込む計画だ」とし「より拡大された公演をお届けすることになるだろう」と説明した。