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<インタビュー>チャン・ヒョク、心配せずコミカルな演技に“投げ込んだ”

Wow!Korea / 2014年12月6日 8時26分

「運・君・愛」はほとんどの韓国ドラマがそうであるように、中盤以降、台本が遅れてタイトな撮影スケジュールを強行していった。それでも視聴率3位で出発し、1位と2位を行ったり来たりするようになり、俳優やスタッフがより楽しく撮影できたわけだが、それでも体力的につらい部分があったのも事実だ。

「今回、残念に思う部分はありません。ただ眠れないのがつらかっただけです。一番怖かったのは、ベッドシーンでした。ベッドシーンをどう撮るかが問題ではなくて、寝そべったら、眠ってしまうのではないか心配でした。ひどい時は6日間寝られなかったときもあります。しかしナラさんと僕が息が合っていると思ったのは、寝そべって演技をするシーンがあると、僕が寝そうなときはナラさんがしっかりしていて、ナラさんが寝そうなときは僕がしっかりしていたんです。間違えば二人で眠ってしまう可能性もあるわけですが、お互いに支え合いながら演じられたんです(笑)。でも監督が仮台本をなかなかくれなくて。仮台本は次の話がどう進んでいくのかわからないと俳優が困るんです。僕たちは本台本が遅かったんです。でも本台本が遅くなるのは、仮台本をもらうよりマシです。台本が遅くなるということは、脚本家がそのくらい悩みながら書いたということだから、尊重します」

今作は中盤で、イ・ゴンが記憶喪失になるシーンが出てきて、視聴者の意見が分かれた。イ・ゴンとキム・ミヨン(チャン・ナラ)が恋を進展させるときに登場したものだった。多くのドラマで出てくる記憶喪失のシーンは“見飽きた”という不評が出たりもした。

「制作陣がドラマを面白くするために記憶喪失を“投げ込んだ”のでしょう。勇気ある選択だったと思います。スタッフを信頼していました。感覚的な編集をしてくださいました。時間を順に追うのではなく、なぜ記憶喪失になったのかを先に見せてから話を始めたので、見ている人の感情に寄り添った展開だったと思います。のり巻きにのりがあるのは当たり前のことじゃないですか。当たり前のことを典型的にしないことが大事なんです。それはスタッフの腕の見せ所だし、俳優の立場としてはスタッフを信じて演技を“投げ込み”ました」

チャン・ヒョクはものすごく情熱的な俳優だ。少し気難しいイ・ゴンを表現するために、けちなキャラクターの「クリスマス・キャロル」のスクルージの要素を加えた。イ・ゴンの笑い声「ウハハハ」は、スクルージを髣髴させ、面白さが増した部分だ。演技以外にもとても細かくあれこれ準備した。どうすれば気難しく見えるか衣装にも気遣い、長髪で多少コミカルな人物を表現したりもした。彼は作品ごとに “投げ込んで”は人間チャン・ヒョクに戻ってきて、次の作品のためにキャラクターから抜け出そうとした。そうしているうちにチャン・ヒョクは、デビュー後30作品に出演するという“多作俳優”に生まれ変わった。

「デビューして間もない頃にある先輩が『お前はチョン・ウソンよりかっこいいか?お前はチャ・テヒョンより面白いか?お前はファン・ジョンミンより演技がうまいか?お前は何だ?』とおっしゃいました。それを聞いて笑ってしまいました。その通りだったからです。本当にありがたい助言でした。その時から“投げ込み”ながら演技をするようになりました。あれこれたくさんやってみようと思ったし、これからもあれこれたくさんの演技をしてみたいです」

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