<インタビュー>チャン・ヒョク、心配せずコミカルな演技に“投げ込んだ”
Wow!Korea / 2014年12月6日 8時26分
俳優チャン・ヒョクは慎ましやかだった。9月まで放送されていた韓国MBCドラマ「運命のように君を愛してる」(以下、「運・君・愛」)で“おかしくなるくらい”笑わせた劇中のイ・ゴンの姿はそこになかった。作品に没頭し、作品に“投げ込んだ”かと思うと、撮影が全て終了すればチャン・ヒョク本人に戻ってくるという。演技について話すときは目を輝かせながら真剣に、気の利いた冗談を言うときはいたずらっぽい表情を見せたのが印象的だった。
終始、真剣に演技の話をしていたチャン・ヒョクにはマスコミでのインタビューは、ファンとの疎通だという。ドラマ「明朗少女成功記」と「運・君・愛」の2作品でチャン・ヒョクと共演したチャン・ナラの表現を借りれば、「24時間ずっと面白い男」だが、作品や演技について語らなければならないインタビューでは、笑いを抑えるしかなかったのだ。それでもたまに彼が投げてくる冗談で、大いに笑わせられた。
チャン・ヒョクは、「運・君・愛」で完全にぶっ飛んだ。マンガの世界からピョンと飛び出したようなコミカルな演技が、ドラマの人気を高めた。特に現場で監督や俳優が作り出すアドリブが、面白さを増した。イ・ゴンがカラオケでチャン・ヒョク自身が昔発売した歌を歌う姿も、現場でのアドリブシーンだったという。
「実は、台湾原作のドラマで、そこでは男性キャラクターがコミカルではなかったんです。撮影に入る前に原作ドラマを2回見たんですが、笑わせるような要素を入れても、真剣な部分をしっかり描けると思いました。僕が監督にコミカルな演技を“投げ込む”から、真剣な演技もできるようにさせてほしいと言ったんです。メリハリがつかなくなったらどうしようという心配はせずにポンッとコミカルな演技を“投げ込み”ました(笑)。実はチャン・ナラさんがその辺の感情を維持してくれたので、本当に助かりました。僕一人だったら浮いていたかもしれませんが、チャン・ナラさんが重心をしっかり固めてくれたので、僕は楽に演じることができました」
チャン・ヒョクはインタビューの間、“投げ込む”という言葉をたくさん使った。彼との対話後じっくり考えてみたが、彼にとって“投げ込む”というのは、“いつでもどこでも最善を尽くす”という意味のようだ。演技に没頭することも“投げ込む”、後輩たちに夢を育てろと言うときも“投げ込む”と表現した。そのくらいあれこれ考えず臨むと言うときも“投げ込む”という単語を使った。どの役を演じても自然な俳優チャン・ヒョクにぴったりの単語だ。
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