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ドラマ「カプトンイ 真実を追う者たち」主演のユン・サンヒョン 「説得力ある演技を心がけた」

Wow!Korea / 2014年12月26日 9時59分

そもそもキャラクターをつかむまでそれほど時間がかからない私ですが、今回は全く違ってました。色々と学ぶことが出来た作品ですが、名残惜しい部分も多いです。

もう俳優生活も10年目を迎えるので、ドラマを通じて成長するというよりも、それなりの結果を出さなければならない時期だと思っています。「カプトンイ 真実を追う者たちの」の前には映画の撮影中でしたが、映画の役は役作りにそれほど苦労してなかったので、映画よりも気を使いましたね。映画撮影を終えて宿に戻るといつも「カプトンイ 真実を追う者たちの」の台本を熟読してました。似たような作品を探して研究したり、自分の感性よりも、他の作品を参考にした部分もあります。でも、そういうのはあまり好きではなく、本来は自分のスタイルで表現するのが好きなんです。今まで出演したドラマの役は自分なりに感情表現していけたのでとても楽しかったんですが、今回のハ・ムヨムという役は彼の感情をどう表現すれば良いのか悩んでしまうので楽しくないわけです。

台本を読んでカメラの前でどのような感情ラインで持っていくか、ベーシックな感情をつかめばどのようなシーンを撮影してもそれに合わせてうまく表現しますが、それが分からなくて…。

ハ・ムヨムがおかれた状況、父親に対する感情など、とにかく複雑でドラマ撮影中にはずっと悩むばかりでした。でも、台本が出来あげると次が気になるんですよね。「一体、カプトンイは誰なのか」、次の台本で私がカプトンイをつかむのか、それが知りたくて知りたくて。視聴者も私と同じだったと思います。ハ・ムヨムの行方やカプトンイをつかむことではなく、一体カプトンイが誰なのかに対して興味が沸いてきたと思います。この作品を通じて自分の長所と短所を知ることができたと思います。もともと演技をするために業界に入ったわけではなく、歌手を準備している時、たまたまビジュアルや目力で抜擢されたので、基本的な演技を学んでないからか、自分の力量内の役に対しては誰よりも十分に発揮できるけど、そこから少しでも外れてしまうと、相当ダメージを受けてしまうんですね。

この作品を通して、より自由にキャラクターを受け入れ、カメラの前で表現できる訓練をしようと思いました。

-ハ・ムヨムという人物のどこに惹かれましたか?

今まではコミック・タッチの作品をたくさんやってきましたが、ジャンル物にも興味がありました。私が演じたハ・ムヨムは心の底に孤独や傷、怒り、狂気などを抱いているキャラクターでした。そして、彼が送ってきた悲しい過去や内的葛藤、世の中とカプトンイに対する恨み、こみ上げる怒りの感情など説得力のある演技で挑みたいと思いました。

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