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ドラマ「カプトンイ 真実を追う者たち」主演のユン・サンヒョン 「説得力ある演技を心がけた」

Wow!Korea / 2014年12月26日 9時59分

-ハ・ムヨムのキャラづくりで、工夫したこと、意識したことを教えてください。(ムヨムの特徴、癖など)

父親の無実を明らかにするために孤軍奮闘するのに、髪の毛が長いのはおかしいと思いましたので、短く髪の毛を切ることにしましたね。大体目標意識が強い人は髪が短いです。それは外見にあまり気を取られたくないからです。服装もまったくお洒落とはかけ離れた、着替えもあまりしないし、適当なんですね。作家さんはもっとドラマチックにムヨムの長い前髪の隙間から見える強い眼差しを望みましたが、それは違うと私が言って短くしました。

-心の傷を持っている強力班の刑事ハ・ムヨムですが、撮影しながら一番大変だったとことは?

徹夜して撮影するのはもう体力的に無理かも(笑)。その上、走るシーンやアクションシーン、叫ぶシーン、号泣するシーン、あまりにも体力を消費するシーンが多いんですよ。

監督にも「体力的に本当に厳しいです」と愚痴を言うと、ある日撮影現場に代役の方が来ていて。後ろ姿がほぼ私と同じで、遠くから撮影するシーンだったらぜんぜん問題なさそうでした。でも、彼は20代で私は40代。どうしても走るシーンでは浮いてしまうんですよね。「あまりスピード出さないで私のように走って」と走り方も教えましたが、なかなか難しくて、結局私が走ることになりましたね。それも十数回も (汗)。

-サンヒョンさんご本人が、ムヨムに共感できる部分を教えてください。反対に共感できなかった部分も。

ハ・ムヨムという人間が抱いている信念や執念、父親の無実を明かすために警察になったのは共感できるし、理解できます。ただ、感情的には彼が置かれた状況は理解できるけど、彼が本当にどんな気持ちだったのかを理解するのは難しかったですね。

ムヨムの目の前で彼の父親は列車にひかれて死んでしまいますが、その時どんな気持ちだったのだろう、どれほど悲しかったのだろう…と思ってしまいましたね。ムヨムの悲しみ、ムヨムの怒りの程度(レベル)を知らないので、もしその程度さえ分かれば台詞やトーンを合わせるのにそれほど悩みませんが、ムヨム役はなかなか把握するまで時間がかかりましたね。

それで、私としては自分が持ってるそれぞれの感情を最大値引っ張り出して演じました。「この世でお前のことが一番憎い!」、「この世でお前のことを一番探し出したい」など、感情シーンはいつもそのように挑んだので撮影が終わったらへとへとでした。

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