<インタビュー>イ・ミンホ、「機が熟してから映画をやりたかった」
Wow!Korea / 2015年2月7日 9時18分
ドラマ「花より男子」から「相続者たち」まで俳優イ・ミンホは、常に女性のハートを狙い撃ちする“イケメン”を演じてきた。冷たさの中に愛する女性を守ろうとする熱いハートの持ち主、まさに「相続者たち」のキム・タンが、イ・ミンホの代表的なイメージだ。そこに中国や日本など東アジアでの高い人気は、“ヨン様”から引き継ぐ韓流王子というイメージまで兼ね備えている。そんなイ・ミンホに血の匂いにあふれた映画「江南(カンナム)1970」は、意外とも言える選択であり、冒険でもある。
「なぜこの映画を選んだのか?」という質問にイ・ミンホは「基本的には、映画をやるならもう少し成熟した感じが出る20代後半になってからがいいと思っていた。『花より男子』が終わってから、映画のオファーをたくさん受けたが、『やってみたい』とか『うまくやれそうだ』という作品がなかった」と答えた。
続けて「映画というのはお金を出して、その価値を見に行くものだ。しっかり責任を持てる年齢になってから映画をやりたいと考えていた。27歳でユ・ハ監督に会って、『相続者たち』の撮影に入ると言ったら、待っててくださると言い、28歳で初の主演映画に出演した」と、これまで本格的なスクリーン進出をしてこなかった理由を説明した。
イ・ミンホは映画「江南1970」でただ幸せに暮らしたいという夢一つで、江南の土地開発を巡る利権争いに飛び込む若者キム・ジョンデ役で、初めての映画主演作を完成させた。変身したイ・ミンホに対する評価は悪くない。イケメンぶりは一旦置いて、屑拾いから始め土地登記で金儲けするためにあらゆる悪事を繰り返すジョンデというキャラクターにリアリティーあふれる演技で息を吹き込んだと評価された。
映画「江南1970」は、1970年代のソウルを背景に開発が始まった江南の土地を巡って二人の男が欲望や義理、裏切りを描いた作品で、クォン・サンウ主演の映画「マルチュク青春通り」、チョ・インソン主演の映画「卑劣な街」(原題「卑劣な通り」)に続く“通り”3部作の最後を飾る。
―「責任を持てる映画」をやりたいということだったが、今回の映画は?
映画のイメージがぎこちなかったり、少し無理があるような感じだったりというのはありません。待っていただいただけあって、よくやったと個人的には思っています。
―ユ・ハ監督の3部作の最後になるが、感想は?
監督に聞いたことがあるのですが、初めの映画「マルチュク青春通り」を始める頃、3つぐらいに分けなければならないと思ったそうです。ユ・ハ監督といって思い浮かぶシリーズの最後を飾ったという点で意味が大きい気がします。最後に僕を使ってくださった監督に心から感謝しています。「ユ・ハ監督はずっとこのようなジャンルをされないのではないか?もう一度くらいはあるか?」という疑問もなくはないですけどね。結局最後ではなくなってしまうのではないかと。
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