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<インタビュー>ソ・イングク、この男が耐えた俳優という“重さ”

Wow!Korea / 2015年3月21日 22時49分

歌手兼俳優ソ・イングク

オーディション番組から芸能界の門をたたいたソ・イングク。彼が地上波やケーブル放送そしてスクリーンまで幅広い活動をするスターになるとは、7年前には誰も想像することができなかった。ちょっと歌がうまくて顔の整った歌手だと思っていたら、いつの間にか「演技をしていなかったらどうなっていたんだろう」と思うくらいに俳優という“服”を着て悠々と羽ばたいている。

ソ・イングクの演技人生の始まりは2012年にさかのぼる。デビュー作となるKBSドラマ「ラブレイン」では低調な視聴率であったが、自然で存在感のある演技で俳優としての可能性を見せた。2作目となるtvNドラマ「応答せよ1997」で俳優として確固たるものを築いた。MBCドラマ「マイ・ラブリー・ブラザーズ」では、より深い演技を見せ、SBSドラマ「主君の太陽」では熱演が実を結び、2013年のSBS演技大賞で「ニュースター賞」を受賞した。昨年のtvNドラマ「高校世渡り王」では異質感なく1人2役を見事にこなして俳優としての実力を固め、映画「君に泳げ!」でスクリーンへと活動の領域を広げた。

そしてさらなる挑戦に出た。最近韓国で放送が終了したKBSドラマ「王の顔」は、ソ・イングクが演技を始めて2年で得た地上波放送での初の主演作であり、初挑戦となる時代劇だった。放送前から盗作騒動が起こり、始まりから雑音が絶えなかったが、ソ・イングクは全てのプレッシャーを払い落として“ソ・イングクなりの時代劇”を作り上げた。俳優としてまた一つの山を越えてトップの価値を立証したソ・イングクに話を聞いた。

―ドラマ「王の顔」の撮影中に3回ほど事故に遭ったそうですが、鼻の傷はその時のものですか?

(笑)はい。まだ傷跡が残っているでしょう?追撃シーンが多かったので、けがもたくさんありました。それと冬の時代劇は、特に大変ですね。木靴を履くのですが、本当によく滑るんですよ。すごく寒いので体も凍り付いていて、少し足を踏み外しただけでも危ないんです。撮影中にみんなで「昔の人はどうやって暮らしていたのだろうか」と驚いたくらいです。

―セリフの量がとにかく多かったと思いますが、あの大量のセリフを吸収する秘訣は何ですか?

セリフを覚えているうちに要領がわかってきます。「高校世渡り王」のような現代劇では、ただ言葉を覚えるだけなので、セリフが多くても早く覚えられます。だけど時代劇のような長文は本当に簡単なものではありませんでした。それでも熱心に徹夜して覚えました。本当に多かったでしょう?ドラマが終わる時に脚本家の先生が僕に謝りました(笑)。

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